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2005年02月05日
chitarre日記6
■左手3
「左手の親指をネックの真ん中に置く」ことの大切さを、今改めて実感している。
誰にも、なんか弾きづらい、なんかスムーズに弾けない、という箇所があるものだ。もちろん、私にも沢山ある。最近改めて気づいたが、そういう箇所はたいてい左手の親指がいいかげんで、ちゃんとしたフォームで弾けてない。そのため、ふらふらしてろくな演奏にならない。弦を押さえることばかりに気を取られると、ついついそういう弾き方になってしまう。
自分でも驚いたが、ちゃんと弾けないところは、ほぼ全部親指がダメだ。逆に言えば、親指をちゃんとすれば弾けるようになるはずで、実際弾けるようになりつつある。左手の場合、すべては親指から始まる、と言っても過言ではないのかもしれない。
とは言え、現実問題として弦を押さえられないと何も始まらないから、どうしても優先度は弦を押さえる指より低くなりがちだ。親指をちゃんとした場所に置くと、弦が押さえられなくなる、というポジションも結構ある。だが、じゃ、親指をいいかげんにしないと押さえられない、という難易度の高いポジションがそんなにあるのか?というとそうでもない。プロが弾くような超絶技巧を必要とする曲でもないかぎり、まずそんなポジションにはお目にかからない。人にもよるが、まず大抵はちゃんと押さえる練習をしないための悪癖だ。
私の経験では、親指をちゃんとしたポジションに置いて押さえられないのは、左手の指に柔軟性がないからだ。下手な頃っていうのは、指が開かないから押さえられないポジションが山ほどあるが、それとおんなじで指に柔軟性がないと力づくで押さえる必要があるためろくなフォームにならない。指が開く、開かない、っていうのも柔軟性の一つだが、ちゃんと第一関節を曲げた良いフォームで狙った位置に指を置く、というのにも柔軟性がいる。私はこのことに去年初めて気づいた。繰り返し練習して押さえられなかったポジションが押さえられるようになるのは、慣れるから、と思っていたが、そうではない。繰り返し練習することで指が柔軟になり、結果ポジションに順応できるようになる、というのが正確なところ。(まぁ、それを慣れるというのかもしれないが…)だから、一つ弾けるようになると、似たようなフォームのポジションは練習していないのに割と楽に弾ける。逆に、あまり押さえたことのないフォームは、どんな曲であろうと弾きづらい。
柔軟性が大事なら、指のストレッチは効果あり?と思った人がいるかもしれない。正解。効果はあります。スポーツ選手はストレッチを大切にするが、それは固い身体ではろくなプレーができないからだ。たぶん、これは理屈抜きで直感的に共感してもらえるのではないかと思う。ギターだって身体を使うのだから、同じことが言える。押さえられないポジションは、繰り返し押さえる練習が必要なのは当然だが、指が柔らかくなって来ると比較的早く順応できるようになって来る。親指を真ん中に置くと押さえられないポジションも、弦を押さえてから親指を真ん中に近づける、なんてことをやっているとだんだん押さえられるようになって来る。柔軟になるから、だろうと私は思っている。
投稿者 gunship : 2005年02月05日 08:42
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