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2005年10月30日

リー・リトナー「Live From The Record Plant」

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なんぼハマッたとはいえ、休みの間中倖田來未のLiveを見続ける訳にもいかないし(先週まではそうしていたが…)、少し落ち着いた大人のサウンドが聞きたいな、という気になった。久しぶりにこのスタジオ・ライブを見たが、ショックだった。何がって、彼らのプレーぶりが、だ。

ギター:リー・リトナー
キーボード:デイブ・グルーシン
サックス&キーボード:ラリー・ウィリアムス
ドラムス:カルロス・ヴェガ
ベース:エイブラハム・ラボリエル
ボーカル:イヴァン・リンス

今までは、練達した彼らのプレーぶりにただただうっとりするだけだった。特にリトナー。ギターを弾く私から見ると、彼はもはや神の領域でプレーするゴッド・ハンド。高校時代に初めて出合った時から既にすさまじいうまさだったが、あれから20年以上を経た今、さらに進歩を続けた彼は天空の彼方に行ってしまったのだった。

一方、リトナーと同じ20年以上の時間を経て来たにもかかわらず、私のギターは可愛そうなもんだ。初めてリトナーと会った時の自分など、比べ物にならないくらい私もうまくなっている。が、リトナーはそんなもんじゃない。私がせいぜい正比例的な上達だとすれば、リトナーは指数的上達なのだ。圧倒的だ。

リトナーに限らず、デイブ・グルーシン、カルロス・ベガ。皆、力みの無い、軽やかなプレーをする。そして、がっちりテンポをキープしながら、しっかりとリズムを作りつつ、ある時は裏に回って静かに奏で、ある時は表に出て旋律を奏でる。自由自在だ。そして、誰もが素晴らしい音を奏でる。セッションとは、こういうものを言うのか、とほんとに心底感動した。

逆に、素晴らしい彼らのプレーぶりは、私自身を落ち込ませた。彼らの演奏に比べれば、私のプレーなど鼻くそみたいなもんだ。これでもだいぶうまくなったなどと、調子こいていた自分が恥ずかしい。

ああ、もっとちゃんと弾けるようになりたい。きちんとリズムを作って、きちんとテンポをキープして、メロディーは軽やかに奏でる、そんなプレーができるようになりたい。デイブ・グルーシンは今の私よりはるかに年老いているが、リズムに乗って軽やかに鍵盤を疾走して行く。ああ、あんなじいさんに私もなりたい。あんなプレーヤーに私もなりたい。

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2005年10月29日

大通り公園に虫が降る

紅葉が見たくなった。遠出するのは面倒なので近場で、ということで大通り公園に行って来た。街中の公園としては良い木がそろっている、と思うし、実際紅葉も良いのだが、時期が悪かったようだ。信じられんくらいの虫が降っている。

今日の札幌は行くとこ行くとこ虫が降っていたが、この大通り公園は格別だった。こんなに虫が降ってる状況は始めてだった。白くなる前の雪虫だろう。白くないから、情緒もなんもないただの虫。それがそこらじゅうに沸き立っているという感じ。服は虫だらけだわ、俺の細い目にまで入って来るというありさま。とても紅葉を愛でる状況ではない。とっとと退散した。

その後、五番館西武の前で、なにやら奇妙な集団を見かけた。手ぬぐいで目隠しした人間と、それをエスコートする人間の集団。見る者には異様な雰囲気にも関わらず、当事者達はにこやかに談笑している。むむ。このパターンはかつて見たことがある。麻原が選挙に打って出た時、駅前で麻原のお面や着ぐるみを着て通行人に愛想を振りまいていたオーム真理教の信者と同じだ。「ちっ、またクソ新興宗教かよ。」と思ったが、どうやらこの集団は違うんじゃないかな。目を合わせず、そそくさと別の道に移動したから詳細はわからんが、札幌の街がいかにバリアフリーに遠いかを健常者に知らしめるイベントだったのではないだろうか?行くとこ行くとこ、やたら自転車追放を宣言し、その口実(は、言い過ぎか)としてバリアフリーがどうしたと立て看板に書いてあったりしたから。

札幌の街中を自転車でうろつく当事者の私から言わせてもらえば、自転車を目の敵にするのは行政の怠慢だ。自転車を締め出そうとするより、自転車にやさしい街つくれや、って感じだ。車なんかで来るより、よっぽどエコ指向の現代にマッチしてるじゃん。そんな人々を締め出そうなんて、バカ中国政府だって言わんぜ、ったく。(ま、あそこは自転車と切り離せない国だけど)

車に乗って動くことしかできないクソおやじどもには、ただ邪魔で、問題ばかり増やす厄介ものにしか見えんのだろうな。正直、おめーらに、世の中なんかなんも見えんぜ、クソおやじ。じゃまくさいから、さっさとお前ら自身を片付ける相談しろや。

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2005年10月28日

がんばれよ、倖田來未。見てるからな。

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LiveDVDが出てから既にひと月が経つが、依然倖田熱は収まらない。GARNET CROWのBESTを聞いて、やっぱ倖田はエンターテイメント、曲、音を味わうならGARNETに限るな~、などと思ったのもつかの間、週末はやはり倖田來未で決まりだ。

まったく倖田を知らなかった私は、このLiveDVDの購入に当たって倖田來未のオフィシャルサイトを覗いてみたのだが、そこにあったプロファイルに痛く感動した。なんでも、尺八を教えていた祖父と琴を教えていた母の下で育ち、3歳の頃から舞台に立っていたらしい。その芸歴もさることながら、歌手を志した動機が良い。舞台の打ち上げの席上、請われて歌う母の歌を皆が息を止めて聞いているのを見て、自分もお母さんのように人が思わず見いってしまうよ うな歌を歌ってみたい。以来、小学校3年生の時からオーディションを受けていたという。なるほど、うまいはずだ。

高校2年でavexに拾われたものの、デビュー後も飲み屋のクラブで酔っ払い相手に歌っていたそうだ。誰も自分の歌など聞いていない、そんな中でも腐らずに明日を夢見て努力をしていた。そんな彼女は言う。

この時期について、周りの人たちはみんな“最悪の環境だったね”って思ってるかもしれないけど、私は“最高の環境だったよ”って自信を持って言えるんです。辛くて大変なこの頃の経験があったからこそ今の倖田來未の土台ができました。

どんな些細なものでも良い。それを得るために自ら努力して勝ち取ったことのある人間なら、この倖田の言葉の意味が分かるはずだ。努力したからと言って、成功するとは限らない。しかし、自分の目標のためにできることは、ただ努力すること、それしかない。飲み屋で歌いながら、倖田は何度、「ダメなんじゃないか?」と思ったことだろう。それでもなお、自分の夢と、気力と、努力を持続させた倖田來未。アンコールの最後に歌った「walk」は、恐らくそうしたデビュー当時、自分で自分を奮い立たせる意味も込めて作ったものなのだろう。今、その夢の一端がかなって、思わず涙が込み上げた、そんな倖田の姿にぐっと来る。

がんばれよ。倖田。見てるからな。

http://www.rhythmzone.net/koda/profile/index.htm

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2005年10月27日

ホワイトソックス優勝 日本人初のワールドチャンピオン誕生

ホワイトソックスが4連勝でワールドチャンピオンに輝いた。最後は完封で締めくくる圧勝。88年ぶりの優勝と同時に、井口が日本人初のワールドチャンピオンに輝いた。シリーズの成績はぱっとしなかったし、最後は代打を送られてしまったが、シーズン中は良い活躍をして立派にチームに貢献したから堂々のチャンピオンメンバーだ。おめでとう。

PS.
日本人初のワールドチャンピオンは伊良部だった。3連覇を果たしたヤンキースにいたおかげで、まったく試合にも出ないで棚ボタ記録を作ってしまったのだった。「おめー、なんもしてねーべや」と当時憤慨した記憶がある。問題ばっか起こして、ろくに試合にも出してもらえないで、なにが日本人初のワールドチャンピオンだ!バーカ!と、憤慨したついでに彼がメジャーリーガーだったことも忘れ果ててしまっていた。

ま、何はともあれ、ちゃんと試合に出て、ちゃんとチャンピオンを勝ち取ったのは、やっぱり井口が最初。彼がやっぱり日本人初のワールドチャンピオンだ。

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2005年10月26日

あるアフリカのお父さん

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アフリカの貧しさが問題になっている。G8でも議題に上げられたし、Live8も行われた。今に始まったことではないが、未だになんにも解決していない。

いろんな原因はあるんだろうが、働けても働こうとしない日本人などと違い、みんな働きたいのに仕事がない、というのがアフリカの貧困の一つの特徴のような気がする。資本主義が根付く土壌を持っていない土地を、資本主義が襲った悲劇、という感じか。

今月号で紹介されたケニアは失業率が15パーセント。平成不況下で非常事態と言われた日本でも、せいぜい5パーセント程度だった。いかに大変かが想像できる。そんな状況下で自動車洗浄の仕事をしているOmura氏が紹介されていたが、彼の出勤風景がとても印象的だった。

After a quick breakfast of lukewarm tea and stale bread, Omura walks his children to school. He can't afford the bus fare into the city, so he has to trek for the next hour and a half ~

ぬるい紅茶と古いパンの手早い朝食の後、オムラさんは子ども達を歩いて学校まで送る。彼は街までのバス賃の余裕がないため、その後一時間半ほど歩かなければならない。

なにも、オムラ氏が好きでこれをやっているはずはないし、美化するつもりもない。が、子ども達といっしょに学校まで歩いているお父さんの姿がとても印象深かった。子ども達と話でもしながら歩いているのだろうか?あるいは、笑ったり喧嘩したりしながら歩いて行く子ども達を後ろから見守っているのだろうか?なんにせよ、そんな風に、子ども達と共に歩く父親の姿が、この日本の朝の風景にあるだろうか?

我々は彼らの持たないものを持っている。だが、もしかしたら、彼らは、我々の持たないもの、あるいは失ったものを持っているのではないか?陳腐ではあるが、そんな思いに駆られた。勝ち組、負け組。人を見下す快感や、人に見下される屈辱ばかりに汲々としている日本人。だが、日に、せいぜい1ドル程度しか稼げないオムラ氏は言う。「毎晩空腹を抱えて眠らなければならない人達も多い国で、食卓に食べ物を置けるだけでもありがたいことだ」と。

ここには、感謝はあっても優越感はない。自身の幸運を感謝こそすれ、他者を見下す眼差しなどどこにもない。

かつて、戦前から戦後にかけて貧しかった頃の日本も、こんな感じだった、ような気がする。子だくさんで貧しくて、苦労する父母を思いやることこそあれ、負け組だなんだと見下すことなどなかった、ような気がする。まして、小遣い銭ほしさに殺す対象にすることなど。

朝、子ども達とともに歩いている、アフリカのお父さん。妙に、今、私の心に語りかけて来る。

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2005年10月25日

倖田來未 新プロジェクト

12月7日発売の「you」を皮切りに、12週連続でシングルを発売するとか。LiveDVD、BESTCD、全国ツアーと知名度、人気を上げて来て、さらに史上初の試みで一気にスターダムに押し上げようということか。いい戦略だ。全部勝負曲とのことだが、はてさてどうなるやら。がんばれよ、倖田。

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2005年10月24日

強い!ホワイトソックス

初戦、ロジャー・クレメンスのまさかの負傷途中降板というツキもあったが、4回以降は追加点を許さない気迫の守備、投手リレーで勝ち切ったホワイトソックス。勢いに乗って、今日は、逆転満塁ホームランに、さよならホームランの2発でアストロズを沈めたそうだ。いやはや、これはもう止まらないかも。日本人初のワールドチャンピオン誕生か?

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/f-bb-tp2-051024-0030.html

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2005年10月23日

踊る大捜査線THE MOVIE 2「レインボーブリッジを封鎖せよ!」

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「正しいことをしたきゃ、偉くなれ」

いかりや長介演じる和久さんの名台詞。我々が現に生きるこの世界で、ほんとに正しいことをやろうと思ったら、それしかない。青年から大人への道程の途中で、私自身も同じことを考えた。だから、「踊る大捜査線」でこの言葉に出合った時には心底驚いた。同じことを考えてる奴が他にもいたんだ、と、ほんとうに衝撃を受けた。

コメディベースの物語展開をシリアスに収斂させる構想力もすごかった。そして、その物語世界を支える役者たち。織田裕二、深津絵里、水野美紀、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア、そして、いかりや長介。すばらしかった。だが、それはこれまでの「踊る大捜査線」の話。本作は残念ながら当初の勢いも情熱も構想もすべて失われた、ただのバラエティードラマだ。「踊る」を全編見て来た人にとってだけ、残像として楽しめるという程度のドラマだ。だが、昨日TVで見て、一つ感じたことがある。それはいかりや長介。

既に彼は、この世の人ではない。その彼の最後の作品がこの「踊る大捜査線THE MOVIE 2」だったはず。銃弾に倒れたすみれさんの病院で、男泣きするシーン、すごいな。役者の迫力が脚本を凌駕することがたまにあるが、本作のいかりや長介はまさにそんな感じだった。いかりや長介の最後の演技を堪能する、という観点から見ると、本作も悪くないような気がした。なにより、身近な縁者の方々はともかく、ブラウン管を通してしか彼と出会えない我々には、いかりや長介は今もなお生きている、と感じられるという点でも。

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2005年10月22日

「ショッピングの女王」中村うさぎ

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デリヘル体験記で話題沸騰の中村うさぎだが、それは怖くてまだ読む気になれない。それよりも、住民税、健康保険料を滞納し、むじんくんに手を染めても止まらない女王様のあくなき消費欲、エルメス、シャネル、フェンディ…etc。我々民草は、マリー・アントワネットの血を継承する女王様の、そのブランド物にかける神々しいまでの情熱こそをまず拝読させていただかなければならない。

いや、それにしても、まぁ、よくもこれだけいろんな物を買う人がいるものだと、ほとほと感心する。「人工精霊FOBS」(なんじゃ?そりゃ?)、違法ダイエット薬品「利尿剤」からシャネルのジャケットまで。特に、シャネル、エルメスあたりのブランド物が出始める中盤からの加速がすごい。女王様本来の素晴らしい浪費ぶりが堪能できる。なんせ、精神科医に「買い物依存症」のお墨付きをもらった女王様故、半端ではない。このところブルーな気分が続いていたが、一気に読んで一気に晴れてしまった。

「私がブランド品を愛用するのは、それがブランド品だからではなく、何十年も使えるしっかりした商品だから」とか気取っていう人がいるけど、それは違うね。

と、女王様はおっしゃる。私も実際にそういうことを言われたことが何度かある。が、さすがは女王様。

私たちがブランド品を購入するのは、それがブランド品だからだよ。

どうだ、恐れ入って声も出まい。そう、それがブランド品でなければ、「それがしっかりした商品だからなのよ」などと調子こいて買う奴なんざ、いやしないのだ。女王様のおっしゃるように、ブランド品とは一種の宗教なのだ。民草は、その神々しさに幻惑されて、せっせと年貢を納めていればそれで良いのだ。

chanel.jpegエルメスのケリーバッグにつけるグローブホルダーの話がある。エルメスのバッグに、エルメスのグローブホルダーでエルメスの手袋をぶら提げる、それがマニアのステータスらしいのだが、もちろん女王様も実践したらしい。ところが、女王様曰く、このグローブホルダーのデザインは「洗濯バサミ」なのだそうだ。ブランド物にありがちな「裸の王様」現象。ひとたびその魔法にかかると人は鼻高々にその洗濯バサミをぶら提げ、「おーい、王様がバッグに洗濯バサミをぶら提げて、得意になって歩いてるぞ~」状態になるのだという。いやはや笑った。おいおい、エルメス、大丈夫か?洗濯バサミはないだろう、とか思いながら、どんなもんなのか見てみたくなった。探してみたら、どうやらここに揚げた写真がそれらしい。

洗濯バサミっていうから、まんまその形状を想像していた私は、これを見てもしばらくそれと気づかなかった。しばらくして、あー、なるほど、って。まんま洗濯バサミのデザインをエルメスがするはずあんめー。それをまんま想像していた私は、やはりブランド品とは縁がないのであった。

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2005年10月21日

命の器

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たまたまあるサイトを見ていて、「命の器」という言葉に引っかかった。どうやら、宮本輝のエッセイのようなのだが、その引用されたフレーズが心にぐっと来た。

「伸びていく人は知らず知らずのうちに、どんなに仲が良くても落ちていく人とは疎遠になり、いつのまにか自分と同じ伸びていく人と交わっていく」

「どんな人と出会うかは、その人の命の器次第なのだ」

「それは、『類は友を呼ぶ』という諺以上のものがあるのだ」

はっ、とした。

たぶん、これは処世訓として書かれたものではない。人はやがて死ぬように運命づけられている、というのと同じ意味での、宮本輝が心眼で捉えた真理のようなものなのだろう。人は、生きて行くだけで、誰かを切り捨て、誰かに切り捨てられる。その逃れようのないせつなさに、はっとした。

「蛍川」、「泥の河」、「道頓堀川」三部作の叙情あふれる世界を開示して以来、もはや大御所として文学界に君臨している感のある宮本輝。小説を読まなくなって久しい今、彼がどんな世界を描いているのか知る由もないが、かつて彼の「宿命という名の物語」というエッセイを読んで深く感動したことがある。今、紹介しようと紐解いて見たが、要約してしまっては意味がない。長いが冒頭をそのまま引用する。

「宿命という名の物語」

「人は、生まれながらに差がついている」という言葉がある。何でもない言葉だが、きわめて重要なことを示唆しているように思われる。
小説の世界にかぎって言えば、この「差」のおかげで、作家は物語を創造することができたと言っても過言ではない。身分の差、貧富の違い、容貌の美醜、頭脳の良否、体力の強弱、生まれ出る時代の差異、または生まれ出る国土の相違、それらの混合が、辿るべき運命の差となって千差万別の物語が拡がっていくのである。
これらの「生まれながらについている差」は、もはや宿命と呼ぶしかない。それを宿命とは呼びたくない人もいるには違いないが、意志とか努力とかの及ばない領域については、やはりそう呼ぶしか仕方がないであろう。しかも、多くの文学作品は、この宿命というものに対する、敗北の記録であった。
文学は、醜女を美人にはしてくれなかったし、重い病を治してもくれなかった。生まれながらについている不条理な差別から、人間がいかにして解き放たれかの手口を示してはくれなかったのである。近代文学は、小説的技法とか方法論を模索するだけで、「物語」そのものからはますます逃避していく。その否応なしに背負い込んだ「物語」に、人間たちはどれほど徹底的に痛めつけられ、翻弄されつづけてきたことか。にもかかわらず、文学にたずさわる人の多くは、この「物語」に、いっこうに立ち向かっていこうとはしない。この問題について真剣に挑もうとする人は、結局サルトルのように、「文学は、アフリカの飢えた民衆に対して、いったい何を成しうるか」と慨嘆するしかない。人間は行き詰まっている。いかに現代科学を駆使しようとも、人間がどうしても「物語」を超えられないからである。だから、文学は行き詰まっている。
(中略)
ひとりの人間の宿命を虚構に託して追跡し、そこに人生の意味や味わいをあぶり出すことは、すでに古今東西にわたるあらゆる名作が成しとげた。もはや文学の世界に、新しいものなど何もないのである。もし新しいものがあるとすれば、それは人間のかかえ持っているどうしようもない根底的な「差」によって生じる悲しみや苦しみや障害を、どのように打ち破り、いかにして自分らしい勝利の物語に転換せしめるかの方途と証しを示す場合にだけ見いだすことができるだろう。それだけが、「物語」を超えるただひとつの方法である。(『二十歳の火影』より)

文学というものの根底をついた、この手の文章を私は他に知らない。もちろん、文学は政治ではない。この発言は文学=虚構と現実の、それこそ「差」を無視した無神経な駄弁だと言えないこともない。しかし、そうではないことは、この文を読めば誰にでも伝わるだろう。性急に実利を求めてしまえば、文学世界そのものが成り立たないことも、文学が現実とは幾重にも次元を異にしたところにあることも、宮本輝は百も承知なのだ。その上で、なお、文学の無力さに憤っている。それは、彼が文学に、文学を通して関わっているものに対する、情熱の表れなのだろう。

私は、なぜ人間は生まれながらに差がついているのかという命題に、深くかかわっていこうと思う。

この言葉を読んで以来、いつか宮本輝はすさまじいものを読ませてくれるかもしれない、と密かに期待している。

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2005年10月20日

また?

アメリカ西部にまたまた強力なハリケーンが来ているらしい。Wilma。今回も、避難命令が警戒されているという。Katrinaによる数々の惨劇が未だに報じられている最中だというのに、これは実際シャレにならん。3回目の直撃だ。今見たらカテゴリー5から4に下がったようだが、強力なことに変わりはない。いやいやいや…。

この間、カテリーナの避難民で埋まったある病院が、重病患者に対する治療も避難もままならなくなり、施す術がなくなって安楽死させたという報道がCNNであった。同様の事が老人ホームでもあったのではないかと捜査中らしい。家族、家を失った人々も数知れず、様々な悲しい事例が報告されている。一連のハリケーンがもたらした悲劇は半端ではない。その上、さらにまたやってくるとは…。

今年は、スマトラの地震から始まって、ほんとに大災害が続く。そして、人災もまた…。

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2005年10月19日

GARNET CROW「Best Selection 2000 to 2005」

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GARNET CROWのBESTが出る。デビュー当時からハイクオリティな好曲を輩出し続けて来たGARNETだけに、BESTとなると名盤と言っても過言ではないものができあがるのではないだろうか。ニュー・アレンジ、セルフカバー、初収録曲などもあり、単なるBESTではないところもうれしい。個人的には「君の家に着くまでずっと走ってゆく」のIndies versionを聞いてみたい。今手元にあるメジャーデビュー後のものとは違うんだろうな。

初回盤には記念LIVEの抽選券やカレンダーもついているそうだ。仮に当たっても大阪までは行けないから、間違って当たったらもったいないから送らないでおこう。(ほんとは是非とも行きたいけど…)

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2005年10月18日

恐るべし、中村うさぎ

中村うさぎがデリヘル嬢を勤め、その体験記を新潮45に書いていたのは知っていた。叶恭子の源氏名を使ったためパブリシティ権の侵害で訴えられそうな気配だということも。しかし、まさか、ほんとにデルヘル嬢を実地でやったとは思わなかった。しかも、そのプレーぶりをほんとに体験記として発表してしまうとは。ここまで来ると、もはや伝説の領域に行ってしまっている。まさに恐るべし、中村うさぎ。

10月6日号の週刊文春「さすらいの女王」を読んでいたら、その動機が書いてあった。なんと、デリヘル嬢が自分にとってなんであるのか、その意味を知りたかったのだそうだ。デリヘルという仕事の内容が知りたいのではなく、それが女としての自分にとってどういうものであるのか、それを問うには自分でやってみる以外に答えはでない。そこで、この暴挙(?)とあいなったらしい。確か豊胸手術や整形手術などもやって、女であることにとことんこだわり続けていたはずだが、その女としての自分への問いかけがついに行くところまで行ってしまったか。

なんでも、北野武が「ただの体験レポートじゃねーか、作家のやることじゃねー」とか批判したらしいが、中村うさぎの文を読みもしないで批判した北野を、「あんたも物を創る人間のはしくれなら、俺は読んじゃいないけど、なんて平気で言って人を批判するような厚顔無恥を慎め」と一喝したのはさすがだった。賛否両論を呼んでいるようだが、なんにしてもさすがは女王様と、私的にはほとほと感心している。正直、怖くて読む勇気はまだ出て来ないが。

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-051017-0012.html

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2005年10月16日

英語のお勉強

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この頃、英語のお勉強が楽しい。

去年の今頃、せっかくインターネットで世界中を駆け回れるのだから、英語を読めるようになれば世界が広がるだろうな、と思い、会社の昼休みに朝日新聞の英語版とCNNのトップページを見始めた。初めはさっぱりわからなくてとまどった。特に朝日。だいたい、首相だの、県だの、自衛隊だの、日本語では日常的に出て来るが、そんなもんを英語でなんていうのか知る由もないから、なんだこれ?の連続だった。別に日本語を英語にしたい訳ではないから、こんな日本の記事を英語に直したもんを読んでてもしょうがないかな、と、正直めげそうになった。

が、朝日英語版のトップ記事なんて、5分もあれば読める。ま、やるだけやってみるか、とその後も毎日続けていた。しばらくつきあっていれば、そのうちスラスラ読めるようになるだろう、と。ところが、二ヶ月たっても三ヶ月経っても毎回辞書で調べないとさっぱりわからない。せっかちで面倒くさがりやの私としては、いちいち辞書を引くのが面倒でしょうがない。いったい、いつになったら辞書なしでスラスラ読めるようになるんだろう?と、これまた正直めげそうになった。

英語には興味があるが、わざわざ英会話教室に通ったり、英語教材を買ってまで勉強する気にはならない、という人も多いのではないだろうか?私がそうだった。そういう、構えた勉強まではする気になれない、という感じ。ある程度読めて、聞き取れれば良いだけだから、もっと、カジュアルにやれないもんかと。今はCD付きの本もいろいろ出てるから、なんか良いのないかな?と書店を探していて出会ったのがCNN EXPRESSだった。

今年の3月から読み始めて、半年ほど経った訳か。会社の行き帰りの地下鉄の中だけで読んでいた。片道7、8分だが、それで、ちょうど一ヶ月で読める。それほどの負担ではない。それに、単語の意味がちゃんと下に書いてあるから、辞書がなくても読める。これが面倒くさがり屋の私には何よりうれしい。訳も横にあるから、そっちと照らし合わせながら読むこともできるし。

生きた英語、とはよく言うが、このCNN EXPRESS の良いところは、まさに生きた英語、話題が載っている点だ。別に英語の勉強のために仕組まれた文章ではない。そんなもんを読んでもクソおもしろくもないし、アホらしかったりするが、このCNN EXPRESSは実際にCNNで報じられたニュースがそのまま収録されているから、内容もおもしろい。日本のニュースではまずお目にかかれない記事に出会えるから、読む楽しみがある。

例によって、最初はさすがに全然わからんかった。なんせ、教科書のように文法、単語をその学年用に合わせて、なんて手加減のない、そのまんまアメリカの言葉が流れ込んで来るって感じだったから。いきなりイスラエルのイナゴの襲来の記事があったりした。学校の英語ではまずイナゴなんて習わんだろうし、出て来ても覚えようとも思わないだろう。しかも、聖書に書かれたレベルの災害だ、なんて書いてあったりする。a plague of biblical proportion。なんじゃ?こりゃ?って感じだが、別にテストのために覚える必要がある訳じゃないから、横の訳を見ながら、へー、こんな風に言うんだ、と眺めているという感じ。この、別に覚えなくたっていい、というプレッシャーのなさが、私的にはとても良かった。

そんなこんなでCNN EXPRESSと、朝日、CNN のHPを見て来て、最近、かなり読めるようになって来た。そろそろ世界を広げようと、夏頃からメジャーリーグの記事や、FIFAの記事を読むようになった。そこには、日本のメディアでは絶対に得られない情報がある。ワールドカップ予選大詰めのこの頃は、FIFAのページを読むのがとても楽しい。田中達也、中村俊介の特集記事は全部訳しながらちゃんと読んだ。スポーツ記事を読むと、その世界特有の用語とかがあって、最初は全然わからないが、わかる範囲でつきあってると、ちゃんとわかるようになってくる。性急に多くを求めずに、そのうちわかるさ、という感じでのんびり付き合う、私の場合、どうやらそんな付き合い方が良いようだ。

だいぶ読めるようになって来たので、そろそろヒアリングもやってみようかな、とCNN EXPRESSの付録CDを先週から聞いている。まずは、聞き取り練習用に区切り、スロー、ナチュラルと構成された記事を一週間かけて3月号から全部聞いてみた。ひと月に3つ程度だから、全部聞いてもそれほどではない。3月に初めて買った時にも聞いてみたが、その時は文を見ながら聞いても早さについて行けなかった。が、かなり読み慣れて、知ってる単語が増えた今聞いてみると、スローならほぼ聞き取れる。ナチュラルスピードも、スローの後に聞くとかなり行ける。おー、進歩したな、と、楽しくなる。

スター・ウォーズ展を見た帰り、ついでにEpisode3を見て来た。ほんとは「Revenge of the Sith」の原書を全部読んでから、と思っていたが、来週で上映が終わってしまうのでそうも言ってられない。この本もきつかった。全然わからん。寝る前に30分くらい付き合って、という感じで読んでいるが、なんせ、一つの文のほぼ全部がわからん単語だったりすることも珍しくないって感じで、1ページか、せいぜい2ページしか読めん。3ヶ月たって、まだ115ページだ。100ページまで読めば、慣れて加速がつくだろうと踏んでいたが、まだそうも行かない。それでも、前と違って、わからん単語が出て来ても、言ってる内容だけはわかるようになっては来たが。

勉強の甲斐あって、初めてあのオープニングの英語のあらすじを全部読めた。今までは、がんばっても文字が切れて行く前に単語だけ目で追っているという感じで、意味なんて頭に入って来なかったが。それに、先週からCNN EXPRESSでヒアリングをやったせいか、会話もかなり聞き取れた。こんなに聞き取れたのは、生まれて初めてだ。前半はほとんどわかった。別に、気合いを入れて聞いていた訳ではない。言葉が飛び込んで来る、という感じ。たぶん、最近、英文を読んでいても、簡単なものなら、日本語に置き換えなくても見ただけでわかるようになっていたせいだろう。Hello。これを日本語に置き換える人はいまい。それと同じだ。見て、聞いて、それで、ああ、と分かるようになってきた。そのおかげで、スター・ウォーズを本来のスピードで見ることできた、ような気がした。

やってみるもんだな。英語とは相性が悪かったが、俄然、やる気が出て来た。幸い、最近のDVDは字幕を選べるから、字幕無しでスター・ウォーズを見てやろう。来月Episode3のDVDが出るようだし。

CNN
朝日
メジャーリーグ(これはCNNのリンクからたどれます)
FIFA(ワールドカップのニュースはMen's&Youth)

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2005年10月15日

スター・ウォーズ展

starwars.jpg
道立近代美術館のスター・ウォーズ展に行って来た。入ったとたんに目に飛び込んで来たのが、スター・デストロイヤー(だったかな?)。第一作、Episode4のオープニングでなめるように船底を見せた、あの宇宙船だ。'77年、初めてスター・ウォーズを見た時、重量感を漂わせながら通り過ぎるオープニングのこの宇宙船のシーンに度肝を抜かれた。そして、その緻密な宇宙船の映像に。それだけに、この模型が見られたのはうれしかった。

今、間近に見ると、私が子どもの頃に作っていたプラモデルとたいして変わらない作りなのに驚いた。これを特殊撮影で処理するとあんなふうに見えるんだ。それから、ハン・ソロのファルコン号。これもあった。こっちの方が、船の作りから言ってスター・デストロイヤーより緻密で、良い感じだ。今、作るならこっちだな。それでも、やっぱり、普通のプラモデルに見えてしまったけど。

R2-D2、C3POもいた。大好きなR2は、傷だらけだった。第一作の砂漠を歩くシーンとか、ジャワ族に捕まった時とかに使われたのかな。C3POは、私と同じ位の身長だった。176cm位。意外に小さいんだな。すばらしいプロトコルドロイド、通訳ロボットなのに、精密機械というよりは、寄せ集めで作られたブリキのロボットという感じ。ひとりぼっちのアナキンが友達が欲しくて作ったというのがリアルに感じられた。

ライトセーバーもあった。ダース・シディアス、メイス・ウィンドゥ、そしてアナキンの。アナキンのは、ごっつかった。でも、ルーク・スカイウォーカーのが一番大きかった。ライトセーバーもいろいろなんだな。オビワンがグリーバスをしとめた、あの銃もあった。ごっつく、重い感じだった。

パドメが双子を出産した手術台、そして、アナキンがダース・ベイダーへと変貌した手術台もあった。意外に小さいんだな。あと一週間で上映が終わるみたいだから、映画もついでにまた見て来たが、確かに、その手術台だった。映画に登場するセット、道具を見てからその映画を見る。ああ、あれだ、あれだ、などと思いながら。それはそれで得難い経験だった。

来週までです。観たい人はお早めに。
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/special/special_new.html

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2005年10月14日

瀬川さんプロ編入試験6番勝負 第4局

第3局、対久保利明八段戦はさすがに勝てなかった。かつて勝利しているとは言え、相手は現役のA級八段のトッププロ。死んでも、二度とアマには負けない、と思っていたことだろう。当然といえば、当然の結果なのだが、いい勝負ではあった。それだけに、この第4局、対中井広恵女流六段戦はなんとしても勝たねばならない。私の記憶では、女流で男子プロに公式戦で史上初めて勝ったのがこの中井さんであることはもちろんだが、その後も男子プロを最も負かしている女流がこの中井さんのはずだ。なめてかかれる相手でないことは百も承知だが、それでも、ここはなんとしても勝たねばならない大きな関門だ。

去る10月10日、対局が行われた。二転三転の泥仕合になったようだが、なんとか勝ちきったようだ。これで2勝2敗。残る2戦にあと1勝すればプロ試験突破だ。ああ、なんとしても勝ちきってほしい。力はある。あとは、気持ちなのか、運なのか。このレベルになると、私のような凡人には計り知れないが、それでもやるべきことははっきりしている。勝てば良い。それだけだ。持てる力を存分に発揮して…、それが、凡人には難しいのだが、でも、大丈夫。大丈夫。これまでのあなたの対プロ戦の実績は史上最高。自分を信じて、自分の力を出し切れば勝てるはず。気負わず、ひるまず、存分に戦ってください。心から応援しています。

瀬川晶司 プロ入6番勝負ブログ

第5局は、11月6日(日)です。応援しましょう。

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2005年10月13日

サッカー日本代表 対ウクライナ戦

シェフチェンコが出ないのにはがっかりだった。セリエAのリーグもヨーロッパチャンピオンズカップもあるから、日本なんかとやってる暇はないか。

それにしても、珍しく中田がガツガツ攻めて行きたい、なんて言うからどんだけやってくれるのかと思ったら、なんだ?あれ?前半なんて、まったく攻める気なし。あんまりシュートがないから、高原がミドルから打ったジャブみたいなふかしシュートを繰り返し放送する始末。アホらしくて見てられん。

中田が攻守に渡って全体をカバーしていた力量、運動量はさすがだった。それだけに中村はもっと前で、攻撃にポイントを置いて攻めてほしかった。せっかく中田が守備でカバーしても、中村が一緒になって守っていては二人の攻撃面の長所が両方消えてしまうだけだ。それに、少なくとも高原は中に突っ込んで行く姿勢は必ず見せる選手なんだから、彼をつかって突っかけて行けば、そこから次のチャンスが生まれることだってあるだろうに。空振ったとはいえ、オーバーヘッドでなんとかしてシュートに持ち込もうとするプレーだってあったし。はなからシュートを撃つ気のない柳沢のぼんくらなんぞと一緒にパスして遊んでる場合ではないのだ。

後半、ウクライナが数の優位に任せて攻めて来て、逆にそこからチャンスが生まれだしたのは皮肉なもんだ。ちゃんと構えている相手に対してはまったく為す術がないという、攻撃面のいつもの弱点がそこに露呈している。

今年、J2に移籍した時、カズが言っていた。これからも、どんどんシュートを撃って行きたい。サッカーは、シュートを撃たなきゃ何も始まりませんから、と。たとえキーパーに阻まれてもこぼれ球を狙えるかもしれない、ファールをもらえるかもしれない、コーナーがもらえるかもしれない、可能性はいろいろだ。が、シュートを撃たない日本代表には、何の可能性もありはしない。

相手ディフェンダーをかわしてシュートを撃とうという気もさらさらなく、ポストプレーができる訳でも、せめて2列目の上がりまでの時間をかせぐタメを作れる訳でもない。どうせ何もできないフォワードなら、うまくなくていいからせめてシュートだけは撃つ、シュートが飛んだらゴールに詰める、という最低限のことけでいいから、"実際にピッチでやる奴"を選んでほしい。ていうか、そういうフォワードの普通にするべきことを実際にピッチでやる選手なんて、日本にはもういないってことなのか?なら、サッカーをなんだと思ってるんだろう、日本のフォワード達は。

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2005年10月12日

さてさて、どうなるやらウクライナ戦

昨2004年度のバロンドール、ヨーロッパ最優秀選手のシェフチェンコと、どんな勝負を見せてくれるのか。現在FIFAランキングは日本が16位、ウクライナが39位。圧倒的に格上だ。是非、格の違いを見せつけてほしい。(なんちゃって)

ちなみに、現在FIFA公式サイトに中村俊輔の特集記事がある。興味のある人はどうぞ。相当ほめてます。

http://www.fifa.com/en/news/interview/0,4323,110314-N,00.html?articleid=110314

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2005年10月11日

ヤンキース敗退

ヤンキースが負けた。松井は5打席ヒットなし。そして、最後の打者となったそうだ。調子はとても良さそうだったし、本人もそう言っている。ホームランを打った第3戦を見たが、余裕を持ったボールの見逃し方に、かなり良い感じに思えた。だが、その試合の7-6で迎えた6回裏。2死1、2塁。ここで一打出れば同点。逆転も狙えるという場面。徹底した変化球攻めの中、たった1球だけ来たストレートを打ち損じた。これが大きかった。非常に調子が良い感じだっただけに、この1球を仕留めていれば完全に波に乗っただろう。逆に、四球で歩かされてしまったために次のバッターが倒れてチャンスはつぶれ、松井は以後2試合ヒットが出なかった。

残る日本選手は、ホワイトソックスの井口、カージナルスの田口か。ホワイトソックスはヤンキースを倒したエンジェルスと、カージナルスはポストシーズン史上最長の18回延長を制したアストロズと、それぞれ対戦する。

それにしても、恐るべし、アストロズ。野手、投手を使い果たし、あの大投手ロジャー・クレメンスを代打に送って勝ち切るとは。そして、さすがはクレメンス。俄然、応援したくなって来た。ガンバレ、アストロズ!でも、アストロズには日本選手がいないんだよね。

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/p-bb-tp2-051011-0006.html

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2005年10月10日

ワールドカップ予選~アフリカ激変~

「不屈のライオン」カメルーン、「スーパーイーグルス」ナイジェリアが敗退した。のみならず、セネガル、モロッコという常連チームも。アフリカの勢力図が激変した。

勝てば決まりのカメルーン。対エジプト戦。1-1で迎えた土壇場の後半ロスタイム。値千金のPKを得た。これを入れればそれで終わり。キッカーはDFウォメ。シドニー五輪の決勝PK戦で最後のゴールを決め、金メダルをもたらした選手だ。誰もが確信したワールドカップ出場権は、しかしバーをたたいて夢と消えた。

ジンバブエに5-1と快勝したナイジェリア。しかし、アンゴラがルワンダに1-0で辛くも勝ちきり、ナイジェリアと並ぶ。直接対決で1勝1分と勝ち越していたアンゴラがナイジェリアをかわして優勝。スーパーイーグルスが沈んだ。

ヨーロッパでは、フランスがスイスと引き分け、間隙をぬってイスラエルが1位に浮上。フランスが崖っ淵に立たされた。一方、ベッカムがまたしても退場を食らい、最終戦の出場ができなくなったイングランド。たまたまチェコがオランダに敗れて2位の上位が確定。棚ボタで出場権を獲得した。久々にオランダが出場権を獲得。ファンバステン監督率いるオランダがワールドカップにやってくる。

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2005年10月09日

「ミッション」~この地上が天国であるように~2

ミッション スペシャル・エディションAmazonで詳細を見る
ロドリーゴ・メンドーザ。彼は最期にガブリエル神父の死に様を見ながら、何を思ったのだろう。

南米パラグアイの奥地。そのさらに滝をのぼった上が、ガブリエル神父の向かうミッション、伝道区だ。送り込んだ神父達が十字架にかけられ、死体となって流れ着く。まさに命がけのミッション。滝をあがり、そのミッションについた神父は、おもむろに笛を奏でる。この地に、彼が、福音が訪れたことを知らしめる調べだ。弓を持ったインディオ達に取り囲まれても、怯むことなく奏でられるメロディー。全編をつらぬく、これが「ガブリエルのオーボエ」、彼の愛の象徴だ。

ロドリーゴ・メンドーザ。奴隷商人。ガブリエル神父のミッションで、インディオを捕らえ、狩る。富と権力に魅了された俗物。いや、成功者。妻の不倫相手が弟と知り、激情に駆られて弟を殺してしまう。呵責に苦しむ彼に手を差し伸べたのは、ガブリエルだった。「罪を購う苦行に耐える勇気があるか?」。「どんな苦行も充分ではない」、そう答える彼を、逃げている、滑稽だ、と挑発するガブリエル。「失敗するところを見たいのか?」、ガブリエルの挑発、救いの手がロドリーゴに届く。

苦行としてロドリーゴの引きずって歩くガラクタ。鎧、兜、剣。それらは、彼が身に纏っていた富と権力の象徴だ。かつて誇ったそれらのものが、実は彼を拘束する足かせだった。今、彼はそれらのものを自身から剥ぎ取るために、そして、犯した罪を購うために、懸命に引きずって歩く。歩く。歩く。「彼は、もう充分に苦しんだ、他の者達もそう言っています」。見かねた伝道士がガブリエルに許しを請うほどに。だが、ガブリエルは言う。「彼自身にゆだねるのだ。我々が仕えているのは、民主主義ではない。神の意志なのだ。」

「どんな苦行も充分ではない」。確かにそうらしい。では、救いはどこから来るのか?彼自身が、決して彼自身を許すことができないのだとすれば?

救いは、意外なところから、訪れた。かつて、彼が、捕らえ、殺し、狩ったインディオ。彼らが、ロドリーゴをその人だと認識する。緊張が走る。のど元に突きつけられる刃。ロドリーゴは、死を覚悟しただろう。いよいよ償いの時だと思ったかもしれない。制止しようとする伝道師をたしなめ、ガブリエルはただ見守る。その時だ、のど元に突きつけられた刃は、一転ロドリーゴの引きずるガラクタのロープに向けられ、ついにそのくびきが解かれる。

ガブリエルは、信じていたのだろうか?インディオが、ロドリーゴを許すと。だとすれば、それは、ガブリエルの布教の賜物だ。インディオにくびきを解かれたロドリーゴは、頑是無い子どものように、笑い、泣く。決して許すことのできなかった自分を、かつて彼が殺し、狩ったインディオが許してくれた。自分はここに、いても、良いのかもしれない。彼の心の闇に、光りが差し込んだ瞬間だ。

この地に楽園を築きたい。ガブリエルの情熱は実った。その後のシーンは、回心したロドリーゴとインディオ、ガブリエル達の平和な、まさに楽園と言っても過言ではない世界の描写だ。だが、その世界は、教会とスペイン、ポルトガルという国家の政治に巻き込まれ、終焉を迎える。

奴隷の売買で儲けたいスペイン、ポルトガル、イエズス会存続のために両国との軋轢を避けたい教会。ガブリエルの築いた楽園は、利益を生む土地としてスペイン、ポルトガル国家のターゲットとなり、神の御心よりもイエズス会の存続を選んだ教会の保身によって、ついに奴隷の供給地としてポルトガルに譲渡されることになった。

サン・カルロス。ガブリエルの築いたミッション。村。もともと、ジャングルで生活していたインディオを、その地に定住させたのはガブリエルだ。ポルトガルに譲渡されれば、彼らは奴隷として狩られる。せめてもの良心から「この地を去れ」と命じた枢機卿の願いははずれ、彼らはここに留まり、戦うことを選ぶ。ここは我々の家なのだ、と。小さな女の子がガブリエルに言う。「ジャングルには悪魔がいるから、ここにいたい」のだ、と。

もともと、ジャングルで生活していた彼らの発想ではなかろう。ジャングルから離れ、定住させるためにガブリエルがそう説いたのだろう。その女の子を抱き上げ、ガブリエルは言う。「いっしょにいるよ」と。

請われても、イノシシさえ殺せなくなっていたロドリーゴ。だが、彼を救ってくれたインディオ達のため、剣を取る決意を固める。神の道からはずれることを伝えた時、ガブリエルは珍しく激昂する。「聞きたくない。その手を血で染めてしまったら、何もかもが水の泡だ」と。ロドリーゴに深く関わり、その変貌ぶりに、恐らく誰よりも心動かされ、神の御心を感じていたのだろう。それだけに、深く傷ついている気持ちが伝わってくる。

「戦うのなら、伝道士として戦え」。それが、ガブリエルの言葉だった。最後の夜、祝福を乞いに来たロドリーゴに、彼はそれを与えない。「もし、力が正義だというのなら、愛は必要なくなってしまう。私は、そんな世界では生きられない。」

求めるものは同じ、なのに志が交差してしまった二人。ガブリエルがロドリーゴに祝福を与えなかったのは、それをすれば、彼自身の生き方の否定になってしまうからだ。十字架のペンダントをロドリーゴに与えたのは、神父という立場ではなく、友人という立場でのせめてもの別れの印。そして、二人はともに銃弾に倒れ、死んでゆくことになる。

ロドリーゴは、戦い、殺しあう中で銃弾に倒れた。では、ガブリエルは?教会でインディオと歌っていた。そして、無抵抗の、ただ歌を歌っているだけの彼らに銃が向けられる。その敵に向けられたものは、十字架だった。一方で、男たちが戦い、死んでゆく中で、女、子ども達とともに、彼は歌い、十字架を掲げいたのだった。そして、ついに彼も銃弾に倒れる。既に遠のく意識の中で、ロドリーゴはその姿を見つめていた。そして、目を閉じた。

ロドリーゴ・メンドーザ。彼は最期にガブリエル神父の死に様を見ながら、何を思ったのだろう。共に、同じ時を同じ場所で生き、そして同じ場所で銃弾に倒れて死んだ。結局のところ、国家、宗教の政治の狭間の中で甲斐もなく死んでいったことにはどちらも変わりはない。だが、両者の死に様は決定的に違う。その違いが、一番良く分かるのがロドリーゴ、その人だろう。

「もし、力が正義だというのなら、愛は必要なくなってしまう。私は、そんな世界では生きられない」。ガブリエルの死に様は、まさにその言葉通りだったのだ。そんな世界では生きられない。だから、彼は「力」で対抗しなかったのだ。いや、しようとも思わなかったに違いない。同じ場所で銃弾に倒れながら、そのすごさを、ロドリーゴは見届けて死んで行った。その死に様、生き様を見ながら、彼は何を思ったのだろう。戦いを選んだ自分への後悔?いや、違う。たぶん、ガブリエルのその生き様の中に、初めて、神とでもいうべきものの存在を垣間見たのだろう。

戦いが終わり、生き残ったインディオの子ども達が、またジャングルへ帰って行く。ガブリエルが来る前のもとの世界へ。結局、イエズス会の宣教を含めて、インディオ達にとっては、ヨーロッパ人はいい迷惑だったのだ。だが、かつてと一つ違う点がある。一人の女の子が、バイオリンを拾って持ち帰るのだ。ガブリエルという人間の残した足跡だ。死んでも、ガブリエルはこの地の人間に継承された。だが、ロドリーゴは継承されない。同じ土地で、同じように死んだ両者の、それがたぶん決定的な差だ。

インドネシア・スマトラ島沖の地震で、信じられない数字の犠牲者が出たのが今年だ。だが、災害は災害でしかない。善も悪もない。問題は、人間の方だ。その災害に乗じて、子ども達が拉致され、人身売買が行われていた。さすがだ。壊滅的な打撃を受けて、物資の輸送すらままならない状況下で、人身売買の活動が、救援活動以上にスピーディーに行われる。恐れ入るとしか言いようがない。バカな日本人は、人身売買などという野蛮な行為は、自分達とは関係ない東南アジアかどっかの話だろうとタカを括っているだろうが、アジアで人身売買の温床として批判されているのは、当のこの日本なのだ。誰を売り買いしてるって?お前も日本人ならわかるだろ?この腐りきった日本にいれば、金になる人間が誰か、わからんはずはあるまい?そう、女性だ。東南アジアの女性が、売買されているのだ。この腐りきった国の男達の欲望のはけ口として、未だにかつての奴隷狩りと同じような行為が行われているのだ。

「ミッション」、そして「ガブリエルのオーボエ」。せっかく心が洗われたのだから、変わりたいな。もう少し、まともな人間になりたいな。

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2005年10月08日

「ミッション」~この地上が天国であるように~

モリコーネ・プレイズ・モリコーネAmazonで詳細を見る
誰にも、忘れられない映画音楽というものが一つや二つはあるものだ。出合った時の状況、当時の自分自身のあり方と分かち難く結びついているために、なぜその曲に惹かれるのか自分でもよく分からなかったりすることもある。けれど、それでもやっぱり惹かれてしまう、というような音楽が。

朝、TVの旅番組を見ていたところ、思いがけず映画「ミッション」のテーマともいうべき「ガブリエルのオーボエ」が聞こえて来た。この映画を見たことのある人なら、「あー、あれか」と分かってもらえるだろう。そう、あの笛、あのオーボエの曲だ。映画を見た時、あの曲が流れると、急にスクリーンに映っている世界が別世界に変わったような印象を受けた。澄んだ、湖のような世界に。映画そのものにも感動したが、この音楽も忘れらない印象を私に残したものだ。

「ミッション」を最後に見たのは、もう10年以上も前だ。繰り返し、繰り返し見たものだ。自分の犯した罪を引きずって歩かずにはいられないメンドーザ(ロバート・デニーロ)の姿に深く感銘を受けた。お前も、彼と同類の人間だろう?なのにお前は何もしないのか?そんな言葉が内部に聞こえてくるような感じがした。が、そのメンドーザ以上に衝撃を受けたのが、ガブリエル神父だった。あのラストシーンは、今も忘れない。

さっそく映画をレンタルして来たが、ステレオでサントラ聞きたいな、と思ってそっちも探してみた。エンニオ・モリコーネという人が作曲しているらしい。この人自身が指揮した、「モリコーネ・プレイズ・モリコーネ」というLiveがあったので買って来た。ほんとは、まず、オリジナルが聞きたいのだが、今のところそれが手に入るのかどうかも分からないので。

このLiveでは、「ガブリエルのオーボエ」と映画のラストシーンで流れた「この地上が天国であるように」が自然につなげられて一つの曲になっている。ああ、そうか、作曲したモリコーネ的にはつながってたんだな、と納得した。「ガブリエルのオーボエ」もさることながら、私はラストシーンで流れた「この地上が天国であるように」が何よりも好きなのだ。映画を見た人、あのラストシーンで流れるコーラスの曲ですよ。今聞いてもやっぱり素晴らしい。この曲を初めて聴いたとき、この映画を初めて見たときに感じた、厳粛な気持ちが戻って来た。すさまじく動かされている。すさまじく動かされている…。

それが流れると、自然に耳を傾け、聞き入ってしまう、「ガブリエルのオーボエ」、そして「この地上が天国であるように」は、私にとってそういう曲だ。そして、澄んだ、湖にいるかのような感覚を呼び起こされる。と、同時に今の自分の汚さが映し出されるような感覚もまた覚える。

これから「ミッション」を見る。ちょっと、ドキドキしている。あるいは、メンドーザのように、回心の衝撃を受けるのでは?と。それならそれで、構わないのだが。いや、むしろ、そうなれたなら、とも思ったりする。見た感想は明日書くことにしよう。

投稿者 gunship : 19:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月07日

MT コメントスパム、トラックバックスパム

2ヶ月くらい前から、texasだのpokerだのという名前のくされサイトから、コメントスパム、トラックバックスパムを食らうようになった。見たところバイアグラだなんだを売ろうってサイトのようだが、しかし、フィッシング詐欺ならともかく、こんなもん、日本のサイトを狙い撃ちしてどうなるってんだろう?ひっかかってサイトに行ったところで、ろくに英語もわからん日本人には、何が起こってるのかさえわからん。実に無意味だ。バカなのか?それとも、あまりに高度なテクニックで私に理解できないだけなのか?

なんにせよ、私のサイトでさえ、ウンザリするほどやられたくらいだから、人気のあるサイトなんかはさぞ大変だろう。8月に以下の設定変更をして以来、一回も例のpokerを見なくなったから、少なくともこいつにだけは効果があるのでメモしておく。簡単だから、こいつにやられてる人は是非どうぞ。ただし、私のMTは「3.01D-ja」なので、他のバージョンでは微妙に違うかもしれない。が、原理は同じだろうから参考にはなるだろう。

■MTのインストールディレクトリにある mt.cfg(これがMTの設定ファイル)の設定を変更する

探すと以下のような設定の個所があるはず。
# CommentScript mt-comments.pl
# TrackbackScript mt-tb.pl

# はコメントアウトといって、設定を有効にしない仕掛け。# をはずすとその設定が有効になる。ここでは、コメントアウトになっているが、これがデフォルトの設定。設定を変更したい人のために、これを変えれば良いんだよ、と教えてくれている訳。スパマーは、このデフォルトのファイル名、mt-comments.pl、mt-tb.plを使ってねらい打ちしてくるので、このファイル名を変えてやればいいだけ。

例)
# CommentScript mt-comments.pl
CommentScript mt-com.pl
# TrackbackScript mt-tb.pl
TrackbackScript mt-trackback.pl

なんて感じ。#つきは、設定に反映されないから大丈夫。メモ的な感じで残して置いても構わない。CommentScriptがコメント処理用のファイル、TrackbackScriptがトラックバック処理用のファイルって訳。スパマーはこのファイル名で狙い撃ちしてくるだけで、わざわざ変わったファイル名を知るために新たなスパムを仕掛けてくる、ってほど暇ではないから、これでたいてい用はすむ。奴らは、デフォルトの設定でいけるところを狙ってるだけなのだ。

言うまでもないが、設定を変えたら、MTのインストールディレクトリにある、該当ファイルの名前も変えて一致させて置くことを忘れないように。mt-comments.pl、mt-tb.plのそれぞれをだ。なお、こういう作業をするときは、オリジナルはファイル名を変えて(mt-comments.pl.org とか)バックアップしておき、コピーしたファイルを使って作業をするのが常道。万一の時に、バックアップのオリジナルで元に戻せるようにだ。で、最後にサイトを全部再構築したら完了。

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2005年10月06日

Windows2000が重くなった

数ヶ月前から、やたらWindows2000が重くなった、という人はいないだろうか?私の会社のパソコンがそうだった。起動に10分くらいかかるようになり、そろそろやばいかな、と思っていた。前も起動は遅かったが、それでも4、5分。急に倍になった。朝出勤して、パソコン起動するまで10分待つって、どんなパソコンよ?という感じだが、そんな日々が夏頃からずっと続いていた。

なんでもないWebページを開くのでさえ、HDDがガタガタいうし、開いていたファイルをタスクトレイから呼び戻すのにも待ちが入るようになり、その時もうるさいくらいHDDのシーク音が聞こえるという感じ。何をするにもHDDがガタガタいう。WebなんてHDDから読んでる訳でもないのに。そこで、気づいた。「これって、もしかして、スラッシング?」。メモリに乗り切らないから、HDDの仮想メモリに入れたり出したりする、その結果、当然動作は重くなるって話。

ご存知の通り、OSの穴を埋めるためにWindowsはサービスパック、アップデートで肥大化を続けている。Windows2000は現在SP4だが、ここまでくるとOS自体の容量も半端じゃないだろう。しかも、今なお着実にアップデートで肥大化し続けていると来ている。自宅のノートもWindows2000だが、データはほとんどDドライブに退避したのに、Cドライブの残りは5G中、500Mほどしかない。Windowsを収めるだけで精一杯という状況だ。会社のパソコンのメモリはたったの128MBだから、ある時、Windowsを乗せるだけで精一杯という限界に達したのだろう。自宅のパソコンは192MBで、まだそこまでには至っていないところを見ると、どうやらWindows2000は128MBではまともに動かない容量に達したようだ。

使ってないパソコンのメモリをかき集めて256MBに増やしたら、会社ののろのろパソコンがうそのように速くなった。起動時間も4分くらい。劇的、って感じだ。会社のパソコンで同じような経験をしている人がいたら、是非メモリを増やす事をお勧めする。マイコンピュータを右クリックして、プロパティを開けば、一番下に〜KB RAM とか書いてあるのがメモリ容量だ。今、私の自宅のPCで196,080KB。これが196MB。XPなら、これじゃ足りないだろうが、2000ならかろうじて大丈夫みたい。もし、128MB以下で私と同症状の人は、絶対にメモリを増やした方が良い。メモリを買っても何千円かで済む話だ。毎日のストレスを考えれば自腹を切っても良いくらい。

ちなみに、98、MEは対象外。こいつらはメモリをふやしたからどうなる、ってもんじゃない。(まったくないとは言わないが…)今時使ってるなら、何があってもあきらめた方が良い。もっとも、こいつらはウィルスの対象外だから、SPもアップデートもないままかもしれないが。

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2005年10月05日

レーザーラモンって

今を席巻するレーザーラモンって、漫才コンビの名前だったんだ。てっきり、HG自身の芸名だと思っていたら。なんでも、もう5、6年やってる吉本芸人だとか。去年はM1グランプリ2回戦で敗退したそうだが、今年も予選に参加してなんとか1回戦を突破したらしい。が、しょうもない下ネタばっかりで、会場はしらけて静まりかえっていたとか。

今年もまた、2回戦敗退、でしょうね。それでも、コンビを続けるのかな。この人気がそうそう続くとも思えないから、本業の漫才はやめないか。どうだろう。

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2005年10月04日

脂肪燃焼計画9

この間の連休前は確かに63kg台だったのに、連休中に腹一杯シャブシャブ食って、次の日餃子を腹一杯食ったら、66kgに戻ってしまった。この夏続けて来た脂肪燃焼計画は、ついに元の木網となって、水泡に帰した。信じられん。トータルしたら少なくとも5、6kgは燃やしていただろうに…。そんなのありかよ。

次の連休には、もしかしたら、元より増えるんじゃないないかな。もうヤケクソだ。おもいっきし、食ってやっか。

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2005年10月03日

ワールドチャンピオン選手誕生?

メジャーリーグのプレーオフの顔ぶれも決まったか。ヤンキースは投打が噛み合ずに出だし最悪だったし、ピッチャーがダメだからとても優勝するとは思えなかったが、なんで優勝してしまったんだろう?未だに不思議だ。ワールド・シリーズはほど遠い気がするが、かえってこんな時の方が良かったりして。

短期決戦なら、今年もレッドソックスの破壊力が炸裂しそうな気がしないでもないが、シーズン通して安定して強かったから、ホワイトソックスもかなりのもんだろう。いきなり地区予選で対戦する、このくつ下対決が見物かな。

アメリカンリーグ
Chicago White Sox VS. Boston Red Sox
Los Angeles Angeles of Anaheim VS. New York Yankees

ナショナルリーグ
St.Louis Cardinals VS. San Diego Padres
Atlanta Braves VS. Houston Astros

ヤンキース松井、ホワイトソックス井口、カージナルス田口、パドレス大塚と、全8チームのうちの半分に日本人選手がいるんだが、果たして初のワールドチャンピオンに輝く選手は出るんだろうか?

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