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2006年03月30日

NANA

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日曜にスープカレーを食べた後、天気も良いし、春っぽいので、うかれ気分でこの映画を借りて見てみた。いやいや、これほどとは。

原作は読んだことないが、たぶん、原作のストーリー展開からはずさないようにしたんだろう。長いのをそのまま短縮したために、一編の映画物語としては説得力のない薄っぺらなストーリーが足早に展開して終わりになった、という印象を受けた。ハチのナレーションで語られるNANAへの感謝、愛情のようなものもなんのことだかよく分からんし、NANAのハチに対する友情もよく分からん。唯一共感できたのは、「お前犬っぽい」というハチの印象と命名のところ。言い換えると、宮﨑あおいさんが犬っぽさを良く出していた、ということだろうか。映画全体の雰囲気作りは嫌いじゃないのだが、いかんせん中途半端すぎたという感じだ。

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2006年03月29日

うざい

会社の帰りに寄ったArio。階段を降りて来ると、一階の一番下に横幅いっぱいに荷物だの、脱いだ服だの、買って来た食べ物だのを並べている中学生か高校生くらいの女が3人いた。これからゆっくりくつろごうという魂胆らしい。予想通り、降りて来た私が悪いらしく、避けようという気配など微塵もない。

スーパー、デパートには確かにうらぶれた人通りのない階段が良くあるが、このArioの階段はそうではない。行ったことのある人はわかるだろうが、ここの階段は明るく、清潔で、普通に人が行き来する場所だ。そこに目一杯ものを広げてくつろごう、と考えるその発想に恐れ入る。しかも、この店にはベンチはもとより、テーブル付きのソファーまで、くつろげる場所など至るところにあるというのにだ。どこでもいつでも、座って、飲んで、食える、その無神経さとゴキブリ並みの野性味には敬意を表するが、あなたがたの言葉で言わせてもらえば、ほんと「うざい」。

私には、いわゆるホームレスと呼ばれる人々の方が、場をきちんとわきまえた常識人に見える。

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2006年03月28日

だるい

あいかわらずだるい。体が重い。眠い。もしかして、春だから?でも、ビールやめた途端だったけど。ビールやめたのが引き金になって春の体調不良?

わけがわからん。

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2006年03月27日

スープカレー「SPARK」

東区役所前の地下鉄駅のそばに新しいカレー屋ができた。「SPARK」。「とんでん」のすぐそばにあるのだが、会社帰りに通るといつも良い香りがして来るので、毎回気になっていた。スープカレーのようなので、なおさら1度食べてみたいという思いが募り、とうとう昨日行って来た。

チキンの辛さ3番を食べてみたのだが、いや、うまい。ズバッ、と来る感じのうまさだった。私的にはかなり辛かったが、辛さのあとにスパイスの風味、スープの美味さがしっかりついて来る。いや、ほんとにうまかった。すっかり気に入ってしまったので、来週も食べに行くことにしよう。

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2006年03月26日

「rain」 倖田來未

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去年のツアーのLiveDVD、その中で特に気に入ってる、歌っていて一番気持ちよかった、と倖田の言っていたのが「rain」。

君の未来を壊してしまいそうで怖かったんだ
私と過ごす日々の中で
寝たふりの私にキス残してく優しさも全部
もう二度と途切れさせた想い胸に秘めて…

君は涙も見せずにそっと手を振り歩いてゆく
これ以上邪魔はできない
こんな愛し方しかできなくて本当にごめんね
もう二度といつものわがままも言えないんだね

以前、ディズニー並みに御伽噺的でリアリティーがない、と批判したこの歌詞。たまたまチャンネルを変えた、さんまのから騒ぎだかなんだかという番組に倖田がいたので見ていたら、そこで倖田がこの「rain」について語っていた。もう一ヶ月くらい前の話。

「HEY!HEY!HEY!」や「うたばん」なんかで、彼氏の携帯を覗くという話はよく良くしていたが、なんでも倖田は彼氏を束縛するタイプなのだそうだ。それで、以前、才能のある彼氏とつきあっていたことがあって、その彼を束縛して仕事に行かせなかったりしてスポイルしてしまったことがあるらしい。それで、ほんとにこnのままじゃ、この人がダメになる、と思って別れた、その倖田自身の経験がこの曲には反映されているらしい。

うーむ、倖田。お前が、この腐りきった現代社会の中で、ひっそりと身を引くなんてことのできる稀有な女だとは思わなかったぜ。もっとも、どうしても別れなきゃならないくらい、とんでもねーわがまま女、だったのかもしれんが…。

2006/9/16追記。
ベストは限定盤だからもう手に入らないが、DVDで新たに出たんだな。それだけ、要望が強かった、ということか。
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2006年03月24日

あー体調悪い

先週の金曜からビールを飲まないようにしたところ、今週はずっと体調が悪い。体が重いし、だるいし、眠いし。なんでだろう。1週間もだるい日が続くなんて、初めてだ。
週末にビールを飲むのが生活リズムだから、飲まないと逆に体調がくずれる、なんてバカな話があるんだろうか。不思議だ。今日も一日だるかった。

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2006年03月23日

アメリカのWBC報道

WBCの決勝をアメリカのメディアがどう伝えたかを見てみた。New York Times は、淡々と試合結果とその後の様子を伝える、という感じだったが、その他のメディアは日本の勝利が気に食わないらしい。

AP通信の場合、日本が真の初代世界チャンピオンだ、と言う時に「ある意味で」と注釈をつけてみたり、イチローがあれだけ打ったのは、「結局のところ、キューバの投手陣がもろかったということだ」と茶々を入れてみたり、川崎のホームクロスプレーには「-- perhaps -- touch the plate 」とわざわざ「たぶん」と注を入れたりしている。

もっと露骨に日本をけなしていたのがスポーツイラストレイテッドだ。これはほんとにひどかった。一見ほめてるように見せかけて、とこどころに以下のような皮肉を散りばめてうっぷんを晴らしている。

Beaten twice by the Koreans, ripped off once by the Americans and given a back-door ticket into the semifinals by the Mexicans, Japan won the first WBC title by swarming over finally overmatched Cuba 10-6.
(韓国に2度打ち負かされ、アメリカに1度カモられ、メキシコから準決勝の裏口チケットをもらって、日本はついに群れをなしてキューバを襲い、10-6で負かして初代WBCのタイトルを獲得した。)

The game won't go down as the greatest exhibition of baseball in the history of the sport, by any stretch. In a lot of ways, Monday's uneven final lacked the passion that has made this tournament such a somewhat-surprising success.
(決勝のゲームは、ベースボールの歴史において最も偉大なものとして記録されることはないだろう、どう考えても。もろもろの意味で、月曜の一方的な決勝戦はトーナメントに意外な成功をもたらした盛り上がりに欠けていた。)

The Cubans, the surprise team in the 16-team tournament, will go back to their island nation knowing that they can play with the best the world has to offer.
(キューバは、トーナメント16チーム中でも特に驚くべきチームだが、世界の差し出すベストチームをもてあそぶ力があるということを知らしめて、彼らの島国に帰って行く。)

これを受けて以下が、記事の結び。

Yes, the Cubans will be remembered as legitimate and worthy opponents in this first WBC.
(そう、キューバこそがこの最初のWBCにおいて、正当な尊敬に値する対戦相手として記憶されるだろう。)

But the Japanese will lay claim to being the world's best.
(日本人は自分達が世界一だと主張するだろうけれど。)

アメリカの国技という自負はあるし、MLBという自慢のリーグ、選手達を抱えているだけにしゃくに障って仕方がない、というところなのだろう。

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2006年03月22日

明日にしよ

WBCの決勝をアメリカの新聞がどう伝えたか見てみた。なかなか、日本に非好意的だ。が、その詳細は明日にしよ。今日はなんもしたくない。

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2006年03月21日

祝優勝!WBC

準決勝の上原、そして今日の松坂、さすがは日本の両リーグを代表するピッチャー。この二人は世界のどこに出しても恥ずかしくない。この二人が強敵をがっちり封じ込めてゲームを作ってくれたのはさすがだった。彼らがいれば、たとえどんなチームが相手でも怖くはない。

韓国戦以来、ヒットを打ちまくっている松中。執念を感じさせるすばらしい活躍だ。今日はつなぎ役となったが、ことごとく得点機にからんだ彼の活躍はすさまじく大きい。しかも、小笠原が今ひとつ距離のないフライを上げるから、はらはらどきどきのタッチアップも2回。いやいや、大活躍だった。

それにしても、夏の甲子園などでも思うことだが、勝ちきるというのはこれほどまでに苦しいものか。むしろ、気持ちは追っている方がはるかに楽だろう。どの道、このままでは負けだ、と開き直ることができる。川崎のエラーはともかくとして、その後の渡辺のエラー、藤田の浴びたホームランなどには、次第に硬直化しつつある日本チームを感じた。しかも、キューバのピッチャーが日本の打線を封じて良いリズムを作っている。5点差からあっという間に1点差に詰め寄られた8回裏は、このまま逆転までもあり得るという恐ろしい場面だった。

ここで、このペトコ・パークを本拠としていた大塚が日本にいたこと、そしてその彼が去年までのテーマ・ソングに送られてマウンドに出て来ることができたのは日本にとって非常なラッキーだった。後続をビシッと絶ち、キューバの猛攻を切ることができた。これでまた、日本にチャンスがめぐってきた。

チームにはメンバーそれぞれの役割がある、4番ばかり集めても良いチームはできない、とは良く言われることだ。だが、ナショナル・チームの場合、やろうと思えばそれができてしまう。ドミニカ共和国などはその良い例だ。テハダ、ゲレーロ、ブホルス、オルティーズ、ラミレスetc…。A・ロッドがいなくてもOKという打線を組めるほどの国、信じられん。だが、そういう選手がいるから、選ばない訳にいかない、という悲劇だったのではないか、と思わされてしまう。

日本のチームは違った。西岡、川崎、青木…etcといった、チャンスを演出する、チャンスを広げる選手達がいた。そして、その選手達が機能していた。中心になる選手、それをサポートする選手、のバランスが取れていたような気がする。良くは知らないが、これは監督の差なのだろうか?なんでもほしがる田舎のガキのような監督では、こうは行かなかったような気がする。

日本の中心選手、それは今回はイチローに尽きるだろう。9回、1、2塁の場面で打席に立った時、「ああ、この人はヒットを打つ」と確信した。5打数5安打を始め、ヒットを量産してあのメジャーの年間安打記録を塗り替えた、あの頃と同じ雰囲気、オーラが発せられていた。どっちだ、右か、左か?私の予想とは裏腹に、彼はただ来た球がヒットになる方に打ち返したのだった。

人生は、いろいろあった方が楽しい、のだろうな。今回のWBCに参加しなかった選手、参加した選手を比べれば、結果論ではあるが、参加した選手は参加しなかった選手が絶対に手に入れられないものを手に入れた。松井は、今、どんな心境だろう。いや、参加しなかった選手をうんぬんするよりも、喜んでそこに身を投じ、死力を尽くした選手達に拍手を送ろう。素晴らしい活躍だった、と。

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2006年03月20日

決勝か

明日は決勝か。健闘を祈ります。

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2006年03月19日

「星に願いを」2


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封切りを春に見たせいだろう、この映画が見たくなった。もう、何度も見たけれど。

「会いたい」、ただあなたに会いたい、という感情に胸打たれる。愛してるとか、恋してるとか、ではなく、ただ、会いたい…。美しい。

主人公、天見笙吾が点字の日記を読み上げるシーンが好きだ。事故にあって視力と言葉を失い、失意に沈んでいる彼を支えてくれた青島奏への感謝を込めて。彼女との出会いを思い出しながら、日記を指でたどる。いつか、つづられた点字の日記は尽き、白紙になる。が、その後も語られる記憶。彼の、そして青島奏の心の記憶。すばらしい。

そして、青島奏がその日記を偶然(必然だが)発見するシーン。ページをめくる、めくる、めくる。点字は尽き、白紙になる。「え?うそ?」、語られた記憶は、白紙。すべてに気づき、笙吾のもとへ走る彼女。そして、その背景で奏でられるブルース・ハープ。美しい。

ラスト・シーンは、もう語る言葉がない。

Amazonの批評を見ると、今の若者にはこの映画はダメなのかもしれないな。リアルの向こう側にあるメルヘンの「演出」の意味が分かっていない、という印象を受けたが。わたし的にはパーフェクトだ。こんな「物語」に身をゆだねるのは、悪くない。

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2006年03月18日

良い朝だ

英語の勉強も兼ねて、ホームズを原文で読み始めたのは先週のこと。ついでに良い機会だから、ビールもやめて休日を素面で読書して過ごす美しいライフ・スタイルを獲得しようと目論み、その第一歩となったのが昨日の金曜の夜。いやー、良いもんだな、素面で過ごすフライデー・ナイト。金曜の夜にビールを飲まなかったのは、2年前に大腸内視鏡検査のために抜いた時以来。この10年で考えても、ほとんど記憶にない画期的な出来事だ。

明日のことなど考えず、ただ、ページをめくって本を読む。実に久しぶりの感触だ。家族の見ているTVから遮断するためにBOSTONをかける。高校の時、これを聞きながら勉強したもんだ。40歳半ばを過ぎたというのに、こういう感覚ってのは残っているもんなんだな。同じ曲を聞きながら、同じように勉強していると、まるで高校時代のように人生は自分の前途に開けているかのように感じられる。

もうこれ以上はだめだ、という時間までねばって読んで、その後豊平川の河畔を散歩した。おぼろ月夜。空を、月を、星を仰ぐのも久しぶりだ。何もかもが心地よい。こんな風に一年を過ごしたら、来年の今頃、自分はどんな風になっているだろう、と、期待と、希望と、そして決意を新たにした。

疲れてもいるはずだし、眠くもあるはずなのに、1時間も経たずに目が覚める。結局ろくに寝られないまま朝を迎えた。おかげで、午前中ですべてのエネルギーが尽きた。もう、何をするパワーもない。結局、今、またビールを飲んでいる。うーん、前途多難か?

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2006年03月17日

またやったんだ

アメリカ負けですか。

それにしても、あの審判またやったんだ。すげー奴だな。世界のブーイングを浴びても、平然とまた同じ事をしゃーしゃーとできる神経は偉大ですらある。もっとも、彼が普通にやってれば、アメリカちゃんと予選突破したかもね。

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2006年03月16日

WBC 日本VS韓国

負けましたか。韓国に全敗。韓国は全勝。アメリカも日本も関係ない。韓国は強いな。

ことスポーツに関しては、人種として日本人が韓国人に劣るということは、サッカー、オリンピックを始めとして前々から痛感させられていた。日本人の半分しか人口がいないというのに、どのスポーツも日本より強い。それでも、多少のアドバンテージを持っている野球ならもうしばらくは持つかと思ったが、これでも勝てないのか。すごいな、韓国人って。

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2006年03月15日

ご英断ですか 杉村議員

この前、杉村太蔵議員のブログを見た時に、今結婚に一番興味があると言っていたが、なるほどこういうことか。

杉村議員ブログ

内容には賛否両論あるだろうが、この人はなかなか良い文章を書く。等身大で率直だし、日常聞く事のない議員的敬語が、またユーモラスな雰囲気を醸し出していて良い。結婚相談のコメントに、「そろそろご英断なされては?」と勧めていた部分があったが、その時には本人もちょうど「ご英断」なさろうとしていた時期だったりして。
ま、何はともあれ、これからも公私にわたってご活躍下さい。

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2006年03月14日

WBC 日本VSアメリカ

昨日のアメリカ戦をどう伝えたのか、ニュー・ヨーク・タイムズを見てみた。「カリフォルニアの陰謀」といった見だしで問題の場面についてこう書いている。

The United States appealed, claiming Nishioka left early, but such appeals are generally considered formalities after Little League. They are rarely granted and are often considered acts of desperation.
(アメリカは抗議した。西岡の離れるのが早いと。が、そんな抗議はリトル・リーグ以降形式的なものとされるのが普通だ。認められることはめったにないし、たいていはやけの行為と見なされる。)

Replays showed that Nishioka left at about the same time Winn caught the ball, but even if he were a split-second early, it is unusual for a runner to be called out in such a situation. Generally, a runner has to leave egregiously early for an appeal to be granted.
(リプレーでは、ウィンがキャッチするのとほぼ同時に西岡が離れたことが分かるが、たとえ彼がほんの一瞬早かったとしたところで、この状況でアウトをコールされるのは異常だ。たいていはよほど早くランナーがスタートしない限り抗議が認められることはない。)

また、さよならヒットを打って今日はヒーローになれた、と語ったA・ロドリゲスのコメントには次のように続けている。

Few will count this as a heroic performance by the United States. Suzuki hit a home run in the first at-bat of the game, and the Japanese took a 3-0 lead. Even when the United States tied the score, it was on a two-run homer by a player who spent much of his childhood in Japan.
(この試合をアメリカのヒーロー的活躍に数える者はほとんどいないだろう。鈴木は第1打席でホームランを打ち、日本は3対0のリードを奪った。アメリカが同点に持ち込んだのでさえ、少年期の大半を日本で過ごしたプレーヤーのツーラン・ホーマーのおかげだった。)

Derrek Lee, whose father and uncle played in Japan, delivered a two-run homer in the sixth inning, then tried to motivate his teammates by clapping and shouting. Lee and Suzuki, mild-mannered stars, demonstrated the growing emotion of the tournament. After Suzuki's home run, he danced in the dugout.
(デレク・リー、彼の父と叔父は日本でプレーしたが、彼は6回にツーラン・ホーマーを放った後、手を叩き、叫びながらチームを鼓舞した。リーと鈴木、穏やかで礼儀正しい二人のスターは、身をもってトーナメントの気分を盛り上げてくれた。鈴木はホームランの後、ダッグアウトで踊った。)

そして、こう結んでいる。

At the end, he sat in silence, lips pursed and eyes afire. The face of the World Baseball Classic, originally buoyant and carefree, is changing.
(試合が終わり、イチローは黙り込んだ。唇をすぼめ、目は燃えていた。当初はのんきなうきうき気分だったワールド・ベースボール・クラシックの様相が変わりつつある。)

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2006年03月13日

ケニアが危ない2

旱魃の続くケニアの様子をイギリスの「The Times」が伝えていた。北ケニアに向けて車で走って行くと、水や救援物資を乞いに人々が群がって来る様子を見かけるという。

Fetching water is women's work in this part of the world. But in parched northern Kenya ― where a two-year drought is threatening to plunge the country into famine and change for ever an age-old pastoral way of life ― fetching water means begging at the side of the road.
Bishara Muhammad, 40, hefts a half-filled bottle on to her hip. “There's nothing to eat,” she says.
“The cows are finished, the goats are finished. We have no work, nothing. Even the camels are finished which means there can be little chance for us. Our only hope is the road.”
水汲みはこの地域では女性の仕事だ。が、この干上がった北ケニア、2年間の旱魃で飢饉に瀕し、長年にわたる牧歌的な生活様式が永久に損なわれようとしているこの国では、水汲みは道端でものごいすることを意味している。
ビシャーラ・ムハンマド、40歳は、半分水の入ったビンを腰に持ち上げた。「食べるものは何もありません。」彼女は言う。
「牛は尽き、山羊は尽き、私たちは仕事も、何もありません。ラクダでさえもが尽きてしまい、私たちにはほとんど生きるチャンスはありません。唯一の希望は、道なのです。」
(「The Times」より)

男達は大型の家畜を牧草地を求めて連れて行き、後には女性と子ども達が自力で生き延びるべく残されたという。3月から始まるはずの雨季も気配は感じられず、事態はいっそう深刻さを増している。ケニアだけで350万人、ホーン・オブ・アフリカ(アフリカ東部地方)では1,150万人が飢えに瀕しているという。先週のCNNの報道で、日本からの米が配給されたことを知ってちょっとうれしかったが、WFP(国連世界食糧計画)によれば、今月末までには救援物資も底を尽き始めるそうだ。こんな非常事態のさなか、隣のスーダンは内戦に明け暮れ、100万単位の難民を生み出している。天災だけでは足りないというでも言うつもりか。

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2006年03月12日

ファイナルファンタジーXII

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去年あたりから出る出ると言って出なかったファイナル・ファンタジー。とうとう来週(今週?)発売か。去年の発売なら速攻で買いだったのだが、今は英語のお勉強にはまってるからなー。正直、ゲームするより勉強するほうがはるかにおもしろい。所詮、人が仕込んだゲームはたかが知れている。はまり込む迷路は、現実世界の方がはるかに広く、難解で、スリリングだ。とはいえ、CMを見ると血がさわいでしまうが…。

英語版のFFならやっても良いかな、と考えたが、それだとDVDのリージョンコードに引っかかりそうだし。やっぱ、もう、お別れかな。

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2006年03月11日

ホームズを読む

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休日に娯楽と勉強を兼ねて読める英語の本ないかなー、と考えていてひらめいた。「そうだ、推理小説だ!」。推理小説で英語の原文で読むとなれば、「ホームズだ!それしかない!」。

昔、小学生の頃、今のガキどもと違って10時と言えば真夜中、さっさと寝ろ、と言われる環境だった。(って、俺だけか?)そこで一計を案じ、布団の中で懐中電灯を照らして推理小説を読むことにした。この擬似密室空間で読んだホームズが、物語世界の雰囲気ともマッチして非常に面白かったのを覚えている。今、またそんな風にハマって読むことができたら、知らないうちに英語の力だってついてしまうではないか?うーん、サッチャ・ナイス・アイデアだっちゃ。

という訳で、この「The Original Illustrated "Strand" Sherlock Holmes」を買った。なんでも、エランド誌に掲載された当時の体裁をそのまま収録しているらしい。それでたったの1,000円ちょっとで、しかも全作品が入っているとなれば、もう買うしかない。

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昨日の朝に注文したから、日曜の午前中にとどくかな、と思っていたら、残念ながら昨日中の発送にならなかったようだ。となると、今度の休みに読むのは無理。うーん、しかし休日は平日の数倍のことができるだけに、ここで読めないのは痛い。既にスイッチが入っているので、早く読みたい。

という訳でふらふら街に出かけて見つけたのがこれ。「Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Volume1」。Volume2とセットで全集になっているようだ。ラッキーなことに1,000円しない。それなら買いだ。上記の本が届けば重複してしまうが、この土日に読めるメリットの方がはるかにでかい。さっそく買って出だしを読んでみた。
日本、中国の古典でもそうだが、原文で読む、というのは格別だ。時代的には漱石、鴎外と同世代なので、日本的に考えれば新古文って感じだが、何もイギリスは開国して文明開化した訳じゃないから、日本みたいなべらぼうな変化はないだろう。ページをめくる、活字を追う、のがとても楽しい。わくわくする。

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この間買ったロングマンの辞書も届いたので、ちょうどいいからこの辞書を使って上記のホームズを読んでみた。いやー、すげーおもしれー。ロングマンの説明読んでも全然わかんねー。クイズやってるみたい。語句の説明に出てくる単語がわからないから、またその単語を調べる…、思った通りだ。そして、「お、こういう意味か?」とか見当をつけたり、「あ、こういう意味だ!」と気づいたり、ほんとクイズやってるみたい。日本語が挟まらないから、自分の理解が正しいんだかどうかもわからんが、とにかくおもしろい。

考えてみれば、英語で説明されて、はーん、と分からないようじゃ、だめだろう。この調子じゃ、1ページ読むのに30分がかりという感じでロスが多いが、あえてこのまま続けてみようかな。この前TOEICの模擬テストをやってつくづく思ったのだが、英語で説明されたことをそのまま理解するということが、TOIECの試験のためにも、何より英語の上達のためにも、すごく大事だということがわかった。だから、遠回りになりそうだが、あえて「これ、何言ってんのかな?」と、自分で試行錯誤する道を進んでみよう。言語を腑に落とすためには、そういう回り道も必要だろう。

さて、ということで英語の勉強、というかホームズの読書を全開でやろう。ちょうどいいから、ビールもやめよう。前々からやめようと思っていたが、良いきっかけだ。素面でぶっ通し読んでやる。あの、子供の頃、布団に潜り込んで読んでいたように。楽しみ、だな。

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2006年03月10日

倖田來未 BEST ~second session~

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倖田の新譜を見ている。LiveDVD付の LIMITED EDITION。これはもうネットでは手に入らないのかな。少なくともAmazonではもうフリマでしか手に入らない。(なので写真もAmazonのリンクもLiveDVDなしの方)ビックカメラでは先月から売切れだったし、初登場でぶっちぎりの1位を記録しているし、店頭に出回ってるのが売り切れるのも時間の問題だろう。

話題の12週連続CDのPVも収められているとは言え、個人的にはLiveDVDにおまけとしてCDとPVがついている、という感じ。実際、12週連続のPVはさっき見終わったが、音楽としては特にこれというものはない。12週だからいろいろなバリエーションを用意しなきゃならないし、もともと勢いに乗っている倖田のいろいろな面を見せよう、発掘しようということなのだろうから(好意的に見ればだが)、ファンとしてはPVを見てるだけでもそれはそれで楽しめるだろう。実際、私もそれはそれで楽しんだ。が、倖田は自分でも常々言っているように、「歌手」だ。その意味では、12曲もありながら、歌そのものはほとんどたいしたものがなかったのは、ある意味予想通りで残念だった。今の倖田だから、それでも売れた、としか言いようがない。倖田自身は相変わらず大好きだが、おい、Avex!音楽をなめんなよ!倖田をただのブーム、金稼ぎのアイドルにすんじゃねーぞ!という感じかな。

このLiveはWOWOWでもやっていたが、倉木のと同様、WOWOWは曲が間引かれていて少ない。かつ、合間のトークも全然違う。アンコールでは会場の同級生に呼びかけたりといった面白い場面があって楽しい。Liveを見たいファンは、是非Liveの入ったLIMITED EDITIONを買うと良い。もし、まだ手に入れば、の話だが。

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2006年03月09日

続々だな

残念ながら倖田の新譜は再配達受付終了で明日になっちまった。ま、どのみち明日がっつり見るつもりだったからそれはそれでOKなのだが、昨日、今日と立て続けにAmazonに本を注文したので、それも明日、あさってと続々届きそうだ。いやー、楽しみだな。
しかし、今年に入ってからだけでもDVD、CD、本とAmazonでずいぶんの買い物だ。一回買い物すると、配達先からカード情報まで入力しなくても前のやつを選ぶだけだから楽だし、何より安い。ぶらぶら歩きながら本を見て衝動買いするのも好きだが、新刊じゃないとなかなか置いてなかったりするのもよくあるパターンだから、ねらった本を買うならAmazonに限る。

地球儀、シャープペン、ナイトメアー・マグカップに続いて、今日はナイトメアー・タンプラーも買って来てしまった。すっかりお気に入りだ。お気に入りのグッズを身の回りにそろえて、これぞという本を買いそろえる。着々と勉強の体制が整っている。これから、あと2、3冊英語勉強用の本を買う予定だが、それがそろったら、もうあとはただやるだけ。いっそ、ビールもやめて、全開でやるかー!、と、頭では毎週思っているのだが…。

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2006年03月08日

ああ、疲れた

ああ、今日は疲れた…。もうすぐ倖田のDVD付きニューアルバムも届くし、早く休みになんないかな。

亀田は勝ったか。プロモーション活動もしないとならないし、今までみたいに戦っていれば良いという選手と違って大変だな。ある意味、新時代のニュータイプボクサーかも。辰吉ともちょっと違う、意図的にボクシング熱を高めようとする努力と、観客の注目と期待をあえて引き連れて戦う、見せてなんぼのプロ意識を感じる。おもしろい選手だ。

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2006年03月07日

英英辞典を試してみよう~「Longman Dictionary of Contemporary English」~

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ここ一ヶ月ほど英文法の本を読んで来て、ふと疑問に思ったことがある。

日本人が説明する英語の解説をなるほどとうなずいて読んでいるが、実際英語を使ってるアメリカ、イギリスなどではどんな風に文法を教えているんだろう?

そこで、ネットを漁ってみたところ、結構海外のサイトでちゃんと英語を教えてくれるところがある。読みやすそうなサイトを選んでこの間から読んでみたところ、現在完了、不定詞、仮定法など、我われが学校で教わった文法はみんな本国の文法の翻訳だ、ということがわかった。当然と言えば当然のことではあるが、こんな単純なことでも自分で直に確かめてみるとちょっとおもしろかったりする。それに、とてもわかりやすい、ような気がする。たとえば、現在完了なら現在完了のフォームがどんなもんか、 have + 過去分詞 だよ、ってことを言って、その働きにはこういうのがあるよ、と例文を挙げて説明する。どれもみんなそんな風に簡潔に列挙するという感じでできている。ま、たまたまそういうサイトだったのかもしれないが、ちらほら覗いたサイトは似たりよったりだったので、向こうじゃみんな例文示してちょっと説明する程度なのかもしれない。で、そんな風に英語の文法の説明を英語で読んでいるうちに、またふと気がついたことがある。英語を日本語で考えて勉強するのと、感覚が違うということだ。

なんせ、英語のことを英語で説明しているのだから、つき合ってるとだんだん日本語が間に挟まらなくなって来る。要は、英語脳ができて来る、感じがする。これは新鮮な発見だった。そこで、さらなる英語脳開発のために、英英辞典を試してみることにした。和英辞典を何度見てもどうもピンと来ない単語や、頻繁に使われるイディオムなどを向こうの本場もんの辞書ではどう説明しているのか、それを直に読んでみよう、というねらいだ。そこで選んだのが、このロングマン。英語辞書の定番ということだし、Amazonを見てみたらやたら安い。CD-ROMもついているし、試してみる価値は十二分にありそうだ。少しずつ慣らして、いつかこれだけで用が足りるようになれたらなー、ととても楽しみだ。

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そして、もう一冊。英語の文法、文章、表現解説書。スティーブン・キングが推奨しているので有名らしいのだが、これはほんとにほめる人が多い。英語のちゃんとした表現が知りたければ絶対読め、とみんなが口をそろえて言う。どんな内容だろうと前々から興味を持っていたが、ロングマンが1,000円以上も安く買えたので、ちょうど良いのでその浮いた金でついでに注文した。これを、英英辞典で読む、というのが当面の娯楽、の予定。わくわくする。とても楽しみだ。

投稿者 gunship : 20:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月06日

ハウル、だめでしたね

ハウルのアカデミー賞はだめでしたね。でも、「千と千尋」で取ってるから、ま、いいでしょう。

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2006年03月05日

TOEICを受けよう2

TOEICの模擬テストをやってみた。「新TOEIC TEST 学習スタートブック(Jリサーチ出版)」というやつ。5月から新テストに変わるのでその解説と対策ということだが、旧来のテストを受けたことのない私には、新テストだろうがなんだろうが同じこと。いっそ、ラッキーだったのかな。

【模擬テスト結果】
リスニング :100問中60問正解。
リーディング:100問中81問正解。

やはり点数があると目安がつくし、励みにもなるので、これを以下の配点で得点換算。

【ヒアリング】
・Part1「写真」、Part2「応答」:計40問100点。
・Part3「会話」:計30問145点。
・Part4「説明文」:計30問250点。
【リーディング】
・Part5「空所補充」:計40問100点。
・Part6「長文空所補充」、Part7「長文読解の設問4問パターン」:計40問250点。
・Part7「長文読解の設問5問パターン」:計20問145点。

なんのテストでも前半の語句系の問題よりは後半の読解系の方が高いとしたもんだから、こんなもんかな。結果は686点。せっかくいろいろ換算した割には、単純に990点に141/200を掛けても697だからあまり意味なかったりして。でも、ヒアリングさえ鍛えれば800点越えは大丈夫そうだということが分かったのは収穫だった。

それにしても、ヒアリングのPart4「説明文」。これ、きついな。半分もできなかった。今日の天気、明日の天気、その後の天気の説明や、プールでして良いこと悪いことなど、与えられた情報を質問が来るまで覚えていないとならん。はっきりいって、これは日本語でやられても同じくらいの点数しか取れないと思う。(笑)なんせ、年を取るとこういう瞬間記憶保持能力は落ちる一方だ。人の名前なんか、聞いた瞬間に既に忘れている。じゃ、メモを取るかと試してみると、その間に説明が進んで行ってしまうし。これが私にとっては最大の難関だな。記憶を保持するトレーニングをしなければならん。

投稿者 gunship : 09:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月04日

今日のお買い物

mugcup.jpg
今日はいろいろ買い物をした。なかでも、写真のArioで買った地球儀、マグカップ、シャープペンシルがお気に入り。とても良い買い物ができた。満足感でいっぱいだ。

地球儀は、地軸で固定されていないからあらゆる角度で見られるタイプ。見ての通りマグカップとそれほど違わない大きさだが、この小ささがまたとても良い。机上において、何かの時に「この国ってどの辺だろう?」と手にとって回してみる、実用とオブジェを兼ねた小物だ。
シャープペンシルは、地球儀のすぐそばにあって目についた。三菱の pure molt という奴。その名の通り、ウィスキー樽から作られているようだ。木の質感、重み、持った感じ、どれもしっくり来たので衝動的に買った。地球儀の横に置くとシックで良い。
そして、ナイトメアー・マグカップ。通りすがりに目について、ひと目で気に入った。写真じゃちょっとわからないだろうが、やせ細った魔女がサンタのカッコをしてぼろぼろの袋をソリに乗せて飛んでいる。曳いているトナカイはみなガイコツ。魔系のキャラクターなのに、みんなボロボロ、ヨレヨレなところが妙に可愛い。帰って開いてみたら、これはティム・バートンの映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のグッズらしい。めちゃめちゃ気に入った。

このマグカップでコーヒーを飲みながら英語の勉強をしてピュア・モルトのシャープでメモを取り、文章に出てきた国をミニ地球儀で調べる。ああ、美しい。楽しみだな。

投稿者 gunship : 16:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月03日

「ハートで感じる英文法」ほか~大西さんの文法書~

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大反響の「ハートで感じる英文法」に刺激されて大西さんの他の文法書を読んでみようと思った人も多いのではないだろうか?何を隠そう、この私がその一人。でも、そんなにたくさん違うこと書けるはずもないし、どれ読んでも結局同じことを書いているのではないだろうか?と、二の足を踏んでいる人もいるかもしれない。(これも、私自身が考えたことだったりして…)そんな人への参考として、私が読んでみた感想を書いておこう。

まずは、「ハートで感じる英文法」。これは、英語に興味を持っていて、これからちょっとやってみようかな、と思っている人は絶対に読んでみることをお勧めする。特に、一応英語を習ったはずなのに全然英語ができない大人達。「あー、なるほど!」、「あー、そうなんだ!」と、本のキャッチフレーズにもあるように目からうろこが落ちるわ落ちるわ状態になること請け合いだ。その発見の驚きと喜びで、俄然やる気が出てくる。楽しくなる。さあやるぞ!と、いきおいがつくから英語学習のスタートにはうってつけだ。

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「ハートで感じる英文法」でやる気が出たら、次は「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力」をお勧めする。もちろん内容的に重複はするが、書いている視点が異なる。この本は、英語というものがどのようにできている言語なのか、という英語の骨格のようなものを教えてくれる。日本語のように「て、に、を、は」で文をつなげる、つむぎあげて行くのではなく、言葉、表現を並べる、配置することによってそこから意味、ニュアンスを浮かびあがらせる、それが英語なのだということをはっきりと教えてくれる。個人的に、この感覚をつかんでいるかいないかは、英語の理解にべらぼうな影響を与えると思っている。分詞構文だ、to不定詞の用法だ、と面倒な文法事項を覚えさせられてめげた人も多いかもしれないが、この並べる感覚がわかってくると、そんなもんどうということはなくなる。そんな文法事項を暗記して唱えなくても、意味が取れるようになるからだ。私自身が現在、そう進化しつつあるのだから間違いない。

ネイティヴの感覚がわかる英文法―読む、見る、つかむ英文法の要点64Amazonで詳細を見る
上記二冊を読んだ後、まとめと復習をかねた学習としてこの「ネイティヴの感覚がわかる英文法」をお勧めする。これは、上記二冊で述べて来た内容+補足的な内容を簡潔、かつ網羅的にまとめている。そのため、復習と同時に、「あれ、どうだったっけ?」という項目のチェック、確認にとても良い。現に、今私はこれをつかって復習をやっている。ただ、「There is ~」構文、「Itの用法」、「疑問文」、「受け身」などの重要事項がないため、やはり上記二冊を読んでおくことは是非お勧めする。逆に、上記二冊を読んだ人だと、前置詞のまとめはこの本が非常に網羅的でありがたい。

英文法をこわす―感覚による再構築Amazonで詳細を見る
上記3冊で大西さんの核となるレッスンはOKのように思う。あとは、ネイティブスピーカーの前置詞、単語力などで個々の分野のレベルアップをはかる、という感じなのではないだろうか。「ネイティブスピーカーの単語力1」を読んでみたが、これは単語に絞られているため、上記の文法書の総合的な理解力とは違って個別的な実践力を磨くというような印象を受けた。それはそれで力になるし、今後の課題なのだが、その前に個人的にものすごく推薦したい本がある。それが、この「英文法をこわす―感覚による再構築」だ。内容的には、「ハートで感じる英文法」、「ネイティヴの感覚がわかる英文法」となんら変わりはない。だが、この本はそれらの本と根本的に一線を画している。その違いは、文体、筆者の述べる姿勢の違いだ。

「ハートで感じる英文法」以下の本は、英語嫌いになってしまった人達へ向けて、英語は難しくないんだ、こんなにわかりやすくて、豊かなんだよ、というスタンスで書かれている。NHKの講座にもなるのだから、当然と言えば当然のスタンスだ。が、NHKの大西さんの講座を見ていた人の中には、「学校文法を批判するのは良いが、結局のところ部分的に都合の良いところ、説得力のあるところを取ったまでで、体系的なものではないのではないか?」、といった疑問を持った方もいるかもしれない。実際、ハウツーものの多くはそうしたものなのだから。だが、大西さんはそうしたレベルの人ではない、ということがこの本を読むと分かる。学校文法への「挑発」、いや、彼の場合、それを超えた「挑戦」と言っても良い独自の理論を模索していることが窺い知れる。

たとえば、以下のようなフレーズはどうだろう?

イメージは英語の至る所に存在し、イメージの伴わない表現はない。我われがこれまでに確認したのはたった2つの論点である。しかもそれは極々常識的なことだ。感覚の伴わない表現などあるわけがない。だがこの「常識」を認めることは、従来の学校英文法から大きな一歩を踏み出すことになる。あらゆる表現にあらゆる言い回しに、感覚による光を当てねばならないことを意味するからだ。

単に持論を展開する材料に学校文法を使っているのではない、それを批判した後に何が要求されるのかもちゃんと視野に入っている。当たり前のことではあるが、こうした知的な目配りが非常に心地良い。これなしでは、単に好き勝手を言っているだけのたわ言に過ぎない。視聴者へのおもねりではなく、確固とした認識に基づいた理論を平易な言葉で庶民に語っているのだということがはっきりとわかるという点で、大西氏に対する信頼感が増した。そして、もう一つこの本で興味深かったのは、上記で紹介した本に書かれていた内容が、この本では学校文法批判という一本の論理、目標に向かって見事に組み上げられていた点だ。見ようによっては学校文法批判書であるにも関わらず、つむがれた論理の糸が心地よいために、それが氏のレッスンの説得力を増している、という感じだった。ほとんど論文に近い文体だけに、一般向けではない。が、入門書レベルの本に信頼を置けない人、硬質な論理的文章の好きな人には是非お勧めする。筆者の姿勢が感じられる、とても「興味深い本」だった。

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おまけ。この本はどんなもんかなー、と思って読んでみたが、単語ばっかなのに300Pもあって長い。さすがに飽きる。これなら、ネイティブスピーカーシリーズの単語力とかを読んだ方がいいんじゃないかな、たぶん。

投稿者 gunship : 21:13 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月02日

「こうけいき」?

クイズ番組の漢字当てを見ていた中学の息子。「こうけいき?何それ?」。説明を聞いて、「不景気なら知ってるけど、好景気なんて聞いたことねーよ」。

なるほど、確かにその通りだ。生まれてこの方、彼は好景気というものに出会ったことがないのだから。

投稿者 gunship : 20:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月01日

どの国も…

日本に限らず、アメリカ、イギリスもまた大学生の学力低下に悩んでいるが、日本と違って両国は早くも本腰を入れて改革に乗り出すようだ。特にイギリスは過激だ。11歳の時に行われる学力テストの結果で上位5パーセント以内のAレベルの子どもを選抜し、18歳になって大学を受ける時に一流校への推薦入学の権利を与えようというのだ。中等教育がせっかくの優秀な子ども達をだめにしている、という実状を踏まえ、その子ども達の救済策ということらしい。しかも、対象の子ども達がその後トリプルAの成績を取れなかった場合、在籍校がその理由を調査、報告しなければならない義務まであるそうだ。ここまで中等教育が信用されていないとは恐れ入るが、選ばれた子どもはともかく、選ばれなかった子どもらはどうなるんだろう?あほらしくて、その後の努力なんかしてられない、と思うのは私だけだろうか?が、どうもこの法案は通りそうな雰囲気だ。

アメリカの方は、ブッシュ大統領が教師のレベル引き上げとかなんとか改革について言っていたようだが、果たしてどうなることやら。なんせ、未だに進化論問題をぐずぐず引きずっている始末。しかも、神にも似た知的な意志による進化の方向付けがなされていたというインテリジェンス・デザインなる、理論だか、信仰だかを進化論に変えて教育現場に持ち込もうという動きまであるのだからあきれる。進化論が正しいかどうかはともかくとして、インテリジェンス・デザインは少なくとも現段階では信仰宗教といい勝負というレベルのしろもんだろう。

神のお造りたもうた人間様を、猿ごときと同列にされてたまるか!という考えが大真面目にまかり通っているのを示すのが以下の言葉。進化論を学校で教えるな、進化論は間違いだとちゃんと教師に教えさせろ、という法案を提出して残念ながら28-46で負けた上院議員の弁。

"I don't believe that anybody in there really wants their kids to be taught that their great-grandfather was an ape," Buttars said.
(私は議会の誰もが、自分の子ども達に彼らの先祖が類人猿だったなどと本当に教えてもらいたがっているとは思っていない。 CNNより)

どうやら、理性、知性などなくとも、文明国の議員は勤まるらしい。

投稿者 gunship : 22:39 | コメント (0) | トラックバック